やきそば弁当

北海道土産はスーパー・コンビニで揃う!「北海道限定のご当地グルメ」9選

北海道といえばご当地グルメ! ドリンク、お菓子、パンなどいたるところに北海道ならではの商品が置いてあります。ご当地商品、人気の裏側には歴史的なストーリーも。

今回は、お土産にもおすすめのスーパー・コンビニで買える北海道限定商品をご紹介します。

1:ポッカサッポロ「リボンナポリン」

北海道のソウルドリンク『リボンナポリン』。きれいなオレンジ色が特徴的な、道民に100年以上愛されている飲み物です。

『リボンナポリン』の前身である『ナポリン』は、いまから110年前の1911年に発売。現在は、北海道限定で販売されていますが、発売当時は全国で売られていました。その後、第二次世界大戦のため、一時、販売を中止。

しかし、戦後に道民から「もう一度ナポリンを飲みたい!」という声がたくさんあがったそう。それを受けて、1954年に北海道限定で販売を再開し、いまに至っているんです。

【もっと詳しく】意外と歴史が長かった!オレンジ色の北海道限定ジュース「リボンナポリン」(2021年3月20日掲載)

2:ロバパン「特撰豆パン」

「ロバパン」は1931年(昭和6年)に札幌で創業したパンメーカー。

そんな「ロバパン」で有名なのが『特撰豆パン』です。なんと、日本で最初の豆パンともいわれています。「ロバパン」の創業者が、北海道大学の教授と学生に豆の煮付け方を教えてもらったことをきっかけに、「パンに使用してみては」と助言を受けてできたのが豆パンの起源だという説があるようです。

実際に食べてみると、大きな甘納豆がごろごろっとたくさん入っています。ほんのりと甘くしっとりとしたパン生地が、甘納豆とよく合う、やさしい味。

コンビニのセブン-イレブンでは、北海道限定の7プレミアム商品として『豆ぱん』という商品がありますが、こちらもロバパン製品です。

【もっと詳しく】北海道だけってホント!? スーパーでよく見る「道産子パン」実食レポ(2021年3月19日掲載)

3:セイコーマート、ホットシェフの「かつ丼」

北海道民に愛されているコンビニ、「セイコーマート」の『ホットシェフ』では、できたてのお弁当やおにぎりをいただけます。

定番の人気商品である『カツ丼』、『大きなおにぎり』、『フライドチキン』、『フライドポテト』などは道民なら一度は食べたことがあるはず。お土産に!というのは難しいですが、ぜひ味わっていただきたいおいしい商品がそろっています。

なかでもおすすめなのが、『カツ丼』です! この『カツ丼』は、オリジナルのたれとカラリと揚げたとんかつを、一つひとつ卵でとじています。たれの旨みをとじ込めたとろ~りとした半熟たまごのおいしさは、店内で作るからこその味わい。

また、とんかつの下には、たっぷりたまねぎが隠れています。歯ごたえのあるとんかつとたまねぎのシャキシャキとした食感は、とても相性が良いです。 北海道に来たら食べてみてくださいね!

【もっと詳しく】やっぱりコレ!道民が全力でおすすめする「ホットシェフ」のお弁当って…(2021年3月18日掲載)

4:高橋製菓「ビタミンカステーラ」

ビタミンカステーラ

出典: 高橋製菓

1917(大正6)年旭川にて創業した「高橋製菓」。看板商品の一翼を担う『ビタミンカステーラ』は道民定番のおやつです。

第一次世界大戦後の日本では、一般的なカステラは高級品で庶民の手に届くものではありませんでした。食糧不足で栄養失調になる人が多い中、“安価で誰もが買うことができて栄養価の高いカステラづくり”を目標に商品開発が行われてできたのが、ビタミンB1・B2が加わった『ビタミンカステーラ』です。

食べたことのある人にはわかるパサフワ感は、日持ちさせるために水分量を減らしているからなんだそう。牛乳との相性ばっちりで、朝食にもおやつにもピッタリです!

消費者への想いがたっぷりとこめられた『ビタミンカステーラ』。誕生の歴史に想いを馳せながら頬張りたいですね!

【参考】今年で誕生から100年!道産子が愛してやまない高橋製菓の「ビタミンカステーラ」(2021年3月3日掲載)

5:谷田製菓株式会社「谷田のきびだんご」

北海道銘菓として道民に親しまれてきた「谷田のきびだんご」。

「谷田のきびだんご」は、北海道開拓時の助け合いの精神と関東大震災からの復興という願いを込め「起備団合」という字を当て命名しました。そして「きびだんごだから桃太郎だろう」ということで桃太郎のキャラクターを使ったのだそう。

材料は、麦芽水飴、砂糖、生あん、もち米の4種類。もち米をもち状にし、あん・水飴・砂糖を練り合わせて、型に流し込んでゆっくりと冷やします。大正時代から続く伝統の味。北海道の代表的なおやつ、ぜひご賞味ください!

【もっと詳しく】きびだんごは岡山県だけじゃない!意外な味も登場中の「懐かしい道産子おやつ」(2021年2月8日掲載)

6:ポッカサッポロ「Ribbon ガラナスカッシュ」

北海道を訪れたら、さまざまな場所で見かける“ガラナ”。ちょっぴり薬チックな味わいが癖になる道民御用達飲料です。

ガラナにもいろいろな種類がありますが、こちらは、『Ribbon ガラナスカッシュ』です。シュワシュワな炭酸ののど越しとガラナの味わいが想像以上にマッチ。薬品感も慣れてしまえばたいしたことなく、逆に病みつきに!

コーラ飲料が日本に入ってくるとき、その対抗馬として生まれたガラナ飲料。全国でコーラにシェアを奪われていく中、北海道ではコーラ上陸までに3年のブランクがありました。その間に人気を獲得し、結果として北海道ならではのドリンクとなったのです。唯一生き残った北海道で、これからも道民のソウルドリンクとして愛されていくことでしょう。

【もっと詳しく】東京出身ライターがガラナに初挑戦!意外と知らない道民ソウルドリンクの歴史とは(2021年1月18日掲載)

7:雪印メグミルク「ソフトカツゲン」

青いパック入りの飲料として道産子におなじみの『ソフトカツゲン』。1956年から飲み継がれている、ロングセラー乳酸菌飲料です。

フルーティーな風味で、さっぱりとした味わい。乳酸菌飲料が苦手というかたでも、後味がさわやかですっきりとした喉ごしのため、グビグビ飲めると思います!

商品名『カツゲン』は「活力の給源」という言葉から「活源」としたことが由来なんだそう。

【もっと詳しく】由来、知ってた?道産子に愛される北海道限定の乳酸菌飲料「ソフトカツゲン」(2021年12月28日掲載)

8:甘納豆の赤飯

北海道の赤飯は甘いのが特徴です。北海道の赤飯は小豆ではなく“甘納豆”を使うため、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも赤飯といえば甘納豆。

北海道内のセブンイレブンには、北海道限定商品『甘納豆の赤飯』が売っています。甘納豆の程よい甘さと赤飯の塩味が絶妙なバランス。チョコレート×ポテトチップスの組み合わせに似た心地よさです。

道民はこれを主食におかずを食べると聞きましたが、3時のおやつにいただきたくなるお味。そんな、スイーツとしても成立するご当地グルメです。もちろん、小豆の赤飯が苦手な人にもおすすめの逸品ですよ。

【もっと詳しく】【北海道に住んで驚いた】北海道の赤飯はスイーツ?入っているのは小豆じゃなかった(2020年12月17日掲載)

9:マルちゃん「やきそば弁当」

北海道名物『やきそば弁当』。『やきそば弁当』といえばご当地カップ麵として全国的な知名度を誇る商品ですが、やきそばなのになぜかスープが付いていたり、弁当という名前だったりと謎多き商品でもあります。

実際にいただいてみると、けっこう甘めなソースが麺と非常に相性が良く、飽きがこないスナック感覚で食べられてしまう一品。素朴な味わいが「これぞやきそば」といった印象を持たせます。

そして、気になるスープは塩味がストレートに感じられる、濃いめのお味(入れた戻し湯の量にもよりますが)。麺の戻し湯だけあって、やきそば弁当との相性はぴったりです。

北海道ではコンビニやスーパーマーケットといったいたるところで販売されているので、いつでも好きなときにこの味を楽しめます。

一度食べたらやみつきになる“北海道の味”。道民もそうじゃない方も、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

【もっと詳しく】なぜスープ付き?北海道名物「やきそば弁当」が道民に愛される理由に迫る(2021年2月24日掲載)

 

道外では味わえない、北海道ならではの商品がたくさんあります。コンビニやスーパーで手軽に買えるので、ローカル気分を味わいたいときも、お土産を買い忘れたときもおすすめです。

※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。販売状況などは公式サイトでご確認ください。