意外と歴史が長かった!オレンジ色の北海道限定ジュース「リボンナポリン」
あなたは北海道のソウルドリンク『リボンナポリン』をご存じですか? きれいなオレンジ色が特徴的な、道民に100年以上愛されている飲み物です。
北海道限定「リボンナポリン」のはじまり
こちらは、過去に発売された商品のラベル画像です。
『リボンナポリン』の前身である『ナポリン』は、いまから110年前の1911年に発売。現在は、北海道限定で販売されていますが、発売当時は全国で売られていました。その後、第二次世界大戦のため、一時、販売を中止。しかし、戦後に道民から「もう一度ナポリンを飲みたい!」という声がたくさんあがったそう。それを受けて、1954年に北海道限定で販売を再開し、いまも続いています。
北海道の気候に合ったさわやかな味、厳しい冬の寒さを和らげる温かみのある色が、当時の北海道民に受け入れられたそう。
「ナポリン」ってどういう意味?
どうして“ナポリン”という名前なのか、気になりますよね~。
オレンジ色であることから、“スパゲッティのナポリタン”をイメージする人も多そうですが、実は、発売当時は地中海を代表するかんきつ類のブラッドオレンジ果汁を使用していたそう。そこで地中海に面するイタリアの代表的な都市“ナポリ”にちなんで“ナポリン”と名づけられたんですよ。
「リボンナポリン」おいしい3つの理由
『リボンナポリン』のおいしさには3つの特徴があります。
1:北海道産ビート糖使用
ナポリンで使用している砂糖は、全て北海道産のビート糖。ビート糖とは、日本国内では北海道のみで栽培されている作物“てんさい”から作られる砂糖のことです。
2:北海道の純水使用
ナポリンは、北海道のおいしい水を使って作られています。工場ももちろん北海道にありますよ。
3:植物由来のやさしい色
ナポリンのオレンジ色は、パプリカ色素を使用した、植物由来のもの。
北海道産のものでつくられ、きれいなオレンジ色は植物由来のものなんですね。まさに、北海道のソウルドリンク!
ちなみに5月23日は「リボンナポリンの日」なんですよ。友達や家族と一緒に『リボンナポリン』で乾杯しましょう!
【参考】
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
Ribbon | ポッカサッポロ
ポッカサッポロ北海道株式会社「Ribbon」歴史BOOK
【画像】ポッカサッポロ北海道株式会社