八雲町まるわかり情報【観光・グルメ】
八雲町は日本で唯一、太平洋と日本海の2つの海を持つ町です。海産物の宝庫であり農業、酪農などの1次産業が盛んです。北海道のお土産で知られる“木彫り熊”発祥の地でもあります。
八雲町の基本情報
所在地
北海道渡島半島の中央部にあります。
面積
956.08km2
人口
15,655人・8,082世帯*
*令和3年2月末現在
由来
「八雲」の名称は、1878(明治11)年に山越内村遊楽部の開墾事業を始めた徳川慶勝の意向によって命名されました。命名に至った経緯については、明らかではありませんが、須佐之男命(「日本書紀」では素戔嗚尊)が出雲の国の須賀において、新婚のための宮を造りになった時に詠んだ歌によるといわれています。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を(古事記)
八雲町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
札幌駅から八雲駅までJRで約2時間30分。
車では北郷ICから八雲ICへ約3時間15分。豊浦ICを経由して向かうと距離は短くなりますが、かかる時間は同じくらいです。
<道外からのアクセス>
JRは北海道新幹線で新函館北斗駅へ。JR『特急北斗』に乗り八雲駅まで約1時間です。
フェリーでは函館港へ。飛行機では「新千歳空港」「函館空港」からアクセスできます。
八雲町の気候
八雲町の気候は地域によって異なり、東の太平洋側の年間平均気温は約9℃、西の日本海側は約10℃です。
<夏>
夏の最高気温は31.7℃(2020年)です。降水量は太平洋側が多く、日本海側は少ない傾向にあります。
<冬>
冬の降水量は、太平洋側が少なく日本海側は多い傾向が見られます。最低気温は-14.0℃(2020年)ほどです。
八雲町のグルメ
サケやアワビなどの海産物が有名で、とくにホタテは水揚げ量が多く有名です。
北里大学八雲牧場で育った『北里八雲牛』は肉用牛として日本で初めて「有機JAS畜産」の認定を受けており、ヘルシーな赤身肉のうまみと化学肥料を使わないこだわりが人気です。
八雲町の観光
『噴火湾パノラマパーク』には噴火湾を一望できる展望台があり、周りには小さなお子様からご年配の方まで幅広く楽しめる広い公園や施設があります。
また『ハーベスター八雲』は“国産ハーブ鶏発祥の地”であり、安心な鶏肉を味わえると評判ですよ。
八雲町の周辺情報
八雲町に隣接する自治体の情報はこちら
・森町
・長万部町
・厚沢部町
・乙部町
・せたな町
・今金町
2つの海を持つ八雲町は、豊かな自然や特産品がとても豊富で、観光地としても人気の町です。
【参考】八雲町ホームページ、八雲町 気象庁 、ハーベスター八雲、噴火湾パノラマパーク
【画像】5x5x2、terumin K、ksphoto / PIXTA(ピクスタ)