幌延町まるわかり情報【観光・グルメ】
幌延(ほろのべ)町は、北海道北部の宗谷管内に位置します。町の西側は日本海に面しており、中央と東側は広く開けた地域です。基幹産業は林業や酪農としており、おもに牛乳生産が主体となっています。
幌延町の基本情報
所在地
北海道宗谷総合振興局に属する町です。
豊富町、猿払村、浜頓別町、中頓別町、中川町、天塩町に隣接しています。
面積
574.10km2
人口
2,255人・1,241世帯*
*令和3年5月末現在
由来
『ほろのべ』は、アイヌ語の「ポロ」「ヌプ」の転訛であって「大平原」を意味している。町の西北部に広がる茫洋たるウブシ原野を望み、このように呼んだものと思われる。
幌延町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
札幌市から車やバスで、約5時間です。
「丘陵空港」から「稚内空港」まで飛行機で約1時間。「稚内空港」から幌延町まで車で約1時間です。JRを利用の場合は、「稚内空港」からリムジンバスで南駅前まで約25分、南稚内駅からJR『特急宗谷・サロベツ』で幌延駅まで約50分です。
<道外からのアクセス>
飛行機で「旭川空港」や「稚内空港」を利用します。旭川市から幌延町まで車で約3時間30分。稚内市から幌延町まで車もしくはJRを利用し、約1時間です。
幌延町の気候
夏は冷涼、冬は風の日が多く乾燥寒冷です。年間の平均気温は5℃前後と低めです。
<夏>
盛夏でも涼しく平均気温は19℃前後です。最高気温は30.5℃*(2020年)です。
<冬>
北西の風が強くなり、乾燥寒冷という特徴があります。
厳冬は平均気温が-6℃ほどと厳しい寒さになります。最低気温は-21.0℃、合計降雪量431cm(2020年)です。
*参考地点:豊富
幌延町のグルメ
幌延町の特産品は『サロベツ合鴨』。合鴨鍋や合鴨ハムなどのラインナップがあります。飼料や環境にこだわり、徹底した飼育で育てた合鴨を加工や販売までも一貫して行うことで、高品質な製品を作り出しています。
幌延町の観光
幌延町には、栽培が難しいことから幻の花と言われる“青いケシ”の花が咲きます。正式名称はメコノプシスという花で、見るものを惹きつける美しさから“天上の妖精”といわれることも。
また、町内には『トナカイ観光牧場』があり、1年を通してトナカイと触れ合うことができます。冬に開かれる『トナカイホワイトフェスタ』では、トナカイそりなどを楽しめます。
イベント
・ほろのべ名林公園まつり(8月)
幌延町の周辺情報
幌延町に隣接する自治体の情報はこちら
・中川町
・天塩町
・猿払村
・浜頓別町
・中頓別町
・豊富町
大自然に囲まれた幌延町は、高品質な特産品やほかにはない観光施設などを楽しめる町です。
【参考】幌延町ホームページ、幌延町情報ボックス 平成29年度版 / 幌延町産業振興課、豊富 2020年(月ごとの値) / 気象庁、ほろのべトナカイ観光牧場、Google マップ
【画像】rujin、grace、HAPPY SMILE / PIXTA(ピクスタ)