猿払村まるわかり情報【観光・グルメ】
猿払(さるふつ)村は北海道北部にある日本最北の村。カナダのモントリオールとほぼ同じ緯度に位置しています。ホタテの産地として有名です!
猿払村の基本情報
所在地
宗谷総合振興局のほぼ中央に位置します。豊富町、幌延町、浜頓別町、稚内市に隣接しています。
面積
590km2
人口
2,687人・1,282世帯*
*令和3年5月1日現在
由来
猿払(サルフツ)の語源はアイヌ語の「サロプト」「サラブツ」から転化したもので『葦(芦)川口』『葦(芦)原の河口』を意味しています。
引用:地名の由来と歴史
猿払村へのアクセス
<札幌からのアクセス>
・札幌市から車(国道)で約7時間
・「新千歳空港」から「稚内空港」へ飛行機で55分、稚内市から猿払村まで車(国道)で約1時間20分
<道外からのアクセス>
「稚内空港」が利用できます。
稚内市から猿払村まで『宗谷バス』で約1時間50分。車(国道)利用の場合は約1時間20分。
猿払村の気候
<春>
4月には融雪が一気に進み平野部では雪がなくなります。
5~6月には移動性高気圧の影響を受け、天候は安定しますが空気は乾燥しやすいです。
<夏>
7~8月にかけ北太平洋高気圧の圏内に入り気温もしだいに高くなります。
30℃近くまで気温が上がることもありますが、オホーツク海高気圧が強まり停滞すると長期間にわたり涼しくなります。
<秋>
9月の中旬ころから、朝夕は急激に涼しくなり山間部では紅葉がはじまります。
シベリヤ大陸からの寒冷な高気圧の影響で、雷や雨が多い時期となります。10月下旬から11月上旬には初雪が観測される年もあります。
<冬>
年末から2月くらいのまでの期間には、吹雪も数回あります。
積雪量は150cmを越す年もありますが、並年は100cm前後。2~3月に流氷が接岸すると冷え込みが強くなり、最低気温が-20℃を超える日もあります。
猿払村のグルメ
ホタテの産地・猿払村ならではの海産物や加工食品が特産です。『ほたて貝柱』、『帆立のり』、『帆立カレー』、『ホタテ飯の素』、ホタテクリーム味の『北海道ほたて王国猿払村のポテトチップス』などが人気です。
また、地元農家で搾った生乳を使った『さるふつ牛乳』、『さるふつアイスクリーム』、『さるふつバター』などの乳製品も充実しています。
猿払村の観光
全長16km、ひたすら一直線に牧草の中を突き抜ける道路『猿払村道エサヌカ線』は猿払村の絶景スポット。道路沿いには電柱や看板など視界を遮るものがなく、地平線を最大限に楽しめます。
アイヌ語で“神の沼”の意味を持つ『カムイト沼』は『北オホーツク道立自然公園』内に位置する海跡湖。縄文時代に海が後退したことで取り残されてできた沼で、風が吹いていないときは湖畔が鏡のように映り、息を飲む美しさです。
『猿払川(さるふつがわ)』は国内最大の淡水魚“イトウ”の生息地として全国的に知られ、人の手がほとんど加わっていない中上流域は、貴重な原始の流れが多く残されています。美しい景観はもちろん、釣りやキャンプも楽しめます。
日帰りでも宿泊でも楽しめるのは、広大な敷地に道の駅や宿泊施設、温泉、キャンプ場、飲食店、土産店などの施設を備えた『さるふつ公園』。猿払村の魅力がぎゅっと詰まっています。
イベント
・さるふつ観光まつり(7月)
猿払村の周辺情報
猿払村に隣接する自治体の情報はこちら
・浜頓別町
・稚内市
・豊富町
・幌延町
猿払村は、貴重な自然が数多く残る魅力あふれる場所です。
【画像】ゆ~や、ささざわ、kiki / PIXTA(ピクスタ)