古平町まるわかり情報【観光・グルメ】
古平(ふるびら)町は、積丹半島の東側中央部に位置し、小樽市まで車で1時間弱の距離にあります。『ニセコ積丹小樽海岸国定公園』の一部をなし、美しい景観に恵まれた町です。
古平町の基本情報
所在地
後志振興局に属する。積丹町と余市町に隣接しています。
面積
188.36km2
人口
2,850人・1,696世帯*
*令和3年3月末現在
由来
古くから人の住む地域でありましたが、江戸時代には松前藩の統治下で「古比羅」「フルビラ場所」と呼ばれニシン漁場として拓かれました。その後も漁業を礎として発展してきた歴史をもっています。古平という地名は現在の古平川と呼ばれている川の名前で、もとはポロベツと言われていたところで、この付近の大事な川でした。この川に赤い崖があって、それをフレピラ(赤い崖)と呼んだのが場所になったと言われています。
引用:町の生い立ち
古平町へのアクセス
町内に鉄道はなく、余市町や小樽市から定期バスが1日16往復開設されています。
<札幌からのアクセス>
車(高速道路利用)で約1時間20分。
「新千歳空港」からは車で約2時間30分。
<道外からのアクセス>
飛行機で「新千歳空港」へ。
「新千歳空港」~JR小樽駅まで快速で約1時間30分。小樽駅~古平町までバスで約60分。
古平町の気候
日本海を北上する対馬海流(暖流)の影響により比較的温暖です。年間の平均気温は約8℃。
<夏>
2020年の最高気温32.3℃*1。
<冬>
北西の季節風を受け積雪は多いですが、濃霧や霜は少なめです。2020年の最低気温-15.7℃、合計積雪量629cm*1。
*1 参考地点:余市
古平町のグルメ
漁業や水産加工業がさかんな古平町の特産品は、数の子やたらこ、明太子などの新鮮な海の幸。町内には地物魚介類の握り寿司や海鮮丼などが食べられるお店がたくさんあります。
古平町の観光
奇岩・奇石の連なる海岸線の景色は壮観。アイヌ語で「犬の神」を意味する名を持つ奇岩『セタカムイ岩』は、ぜひ訪れたいスポットです。
『家族旅行村』は海を眺めながら心地よくキャンプやバーベキューを満喫できる高原リゾート。日本海を見下ろす丘で、豊かな自然を思う存分に味わえます。
イベント
・漁協祭(6・7・9月)
・天狗の火渡り 神社祭り(9月)
古平町の周辺情報
古平町に隣接する自治体の情報はこちら
・余市町
・共和町
・泊村
・仁木町
・神恵内村
・積丹町
古平町は美しい海と多くの自然が残る魅力ある町です。
【参考】古平町 余市 年ごとの値 / 気象庁 Google マップ
【画像】川村恵司、MITSU、YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)