豊浦町まるわかり情報【観光・グルメ】
豊浦(とようら)町は、太平洋内浦湾に沿って位置する海岸線のまちです。札幌からのアクセスも容易で、道外からの人でも気軽に海沿いに行けるため観光地としても人気があります。内陸は、森林や田園が多く農業がさかんで、自然環境を活かした特産品が豊富です。また、太平洋を一望できる温泉施設や、北海道ならではの観光スポットが点在します。
豊浦町の基本情報
所在地
胆振総合振興局管内、虻田郡に属しています。
面積
233.57km2
人口
3,744人・2,092世帯*
*令和3年3月31日現在
由来
地名の由来は、農産物、水産物が豊かで内浦湾に面していることからである。
かつては、弁辺(べんべ)と呼ばれていたが、昭和7年豊浦村に改称。
弁辺(べんべ)とは、アイヌ語で「ベツベツ(川・川) 小さい川が集まったところ」である。
豊浦町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
・車
一般道(国道230号・中山峠経由)で約2時間。
高速道路利用でも約2時間。
・JR
札幌駅からJR『特急北斗』『特急すずらん』で洞爺駅へ(約2時間)、洞爺駅から豊浦駅へ(約5分)アクセスします。
<道外からのアクセス>
・飛行機
「新千歳空港」の利用が便利です。
「新千歳空港」から車(高速利用)で約1時間45分。
JRでは、「新千歳空港」から南千歳駅で『特急北斗』『特急すずらん』に乗り換え。
豊浦町の気候
太平洋に面してはいるものの、特徴としては日本海側の気候に近く、とくに津軽海峡からの「対馬海流」の影響により、温暖な傾向にあります。また、強い海風が吹くこともあります。年間の平均気温は7.9℃前後です。
<夏>
最高気温は30℃前後です。真夏日・猛暑日になることはほとんどありません。
<冬>
真冬の最低気温は-17℃前後。平均としては道内では比較的温暖。
豊浦町のグルメ
70年以上の歴史とブランドをもつ『豊浦いちご』が特産品として人気です。旬の時期になると町内外から多くの人が買いに訪れます。そのほか『SPF豚』の豚肉や、ホタテが人気です。ホタテは収穫祭が開催されるほど人気があり、町のレストランでもホタテを使った料理が存分に楽しめます。
⇒豊浦のグルメ特集はこちら
豊浦町の観光
豊浦町といえば、秘境「小幌駅」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。特殊な立地条件から簡単には到達できない場所として、“日本一の秘境駅”とも呼ばれる神秘的な無人駅です。
また、海岸線のまちならではの観光スポットも豊富。『豊浦海浜公園・キャンプ場』『礼文華海浜公園キャンプ場』をはじめとした海水浴場やキャンプ場が数多く存在し、キャンプシーズンには多くの観光客で賑わっています。
そのほか、『天然豊浦温泉しおさい』や『噴火湾展望公園』では噴火湾沿いならではの絶景が楽しめます。
イベント
・豊浦いちご豚肉まつり(6月)
・豊浦漁港豊漁祭り(10月)
豊浦町の周辺情報
豊浦町に隣接する自治体の情報はこちら
・洞爺湖町
・ニセコ町
・長万部町
・黒松内町
・蘭越町
・真狩村
良い意味で北海道らしくない気候で、ビーチやキャンプが楽しめる豊浦町。海を眺めながら自然の幸を味わえるのは、最高の贅沢ですね。
【画像】CRENTEAR、kouta、もりみと / PIXTA(ピクスタ)