南富良野町まるわかり情報【観光・グルメ】
南富良野(みなみふらの)町は北海道の中央付近に位置します。町の周辺は大雪山系や日高山脈、夕張山脈の山々に囲まれ、総面積の約90%を森林で占める大自然に恵まれた地域です。町内に流れる「空知川」の周辺には幾寅、北落合、落合、下金山、東鹿越、金山の6つの集落があります。
南富良野町の基本情報
所在地
北海道上川総合振興局に属する町です。
富良野市、上富良野町、新得町、清水町、日高町、占冠村、夕張市、芦別市に隣接しています。
面積
665.54km2
人口
2,360人・1,322世帯*
*令和3年4月末現在
由来
富良野の南方に位置することから「南富良野」と名付けられました。
富良野という地名は明治19年に内田瀞という人が植民地選定報文に、この地方の原野名を「フラヌ」と仮名書きで記していますが、その後「振縫」という当て字を用いたこともありました。フラヌとは、アイヌ語で「赤色の溶岩や焼石のたくさんあるところ」という意味で、十勝岳付近の状況を指しています。
南富良野町へのアクセス
市街へアクセスする場合、JR幾寅駅を使用しましょう。
<札幌からのアクセス>
札幌市から南富良野町まで高速道路を走り、車で約2時間15分です。
JRは『特急ライラック』『特急カムイ』で札幌駅から滝川駅まで55分程度。JRを乗り換えて滝川駅から東鹿越駅まで約1時間55分。さらにバスへ乗り換えて東鹿越駅から幾寅駅まで約10分です。
あるいは、『特急おおぞら』『特急とかち』で札幌駅から新得駅まで1時間57分。新得駅から『JR根室本線代行バス (東鹿越行)』で幾寅駅まで約1時間です。
<道外からのアクセス>
飛行機は「新千歳空港」や「旭川空港」、「とかち帯広空港」があります。
「新千歳空港」から高速道路を走り車で約1時間40分。「旭川空港」から一般道路で約2時間です。「とかち帯広空港」は、南富良野町まで一般道路で1時間50分程度です。
南富良野町の気候
周囲を山に囲まれた富良野盆地は、内陸性気候の特徴があります。
年間を通して温度差が大きく、冬は降雪量が多い地域です。
<夏>
盛夏で日中の平均気温は20℃前後ですが、30℃をこえる日もあります。
最高気温は33.2℃*(2020年)です。
<冬>
厳冬は最高平均気温が-3℃くらいと、厳しい寒さになることも。
最低気温は-29.6℃*、合計降雪量429cm*(2020年)です。
*参考地点:幾寅
南富良野町のグルメ
南富良野町の特産品は鹿肉です。鹿肉ステーキもさることながら、『エゾシカカレー』は町のマスコットキャラクターにもつながるほど、おすすすめの一品。提供しているお店が多いので、一度食べてみてはいかがでしょうか。
南富良野町の観光
南富良野町はアウトドアスポーツがおすすめ。町を流れる「空知川」でラフティングや、「かなやま湖」でカヌー体験などを楽しめます。湖畔にはキャンプ場やオートキャンプ場があり、多くの観光客が訪れます。
また、かなやま湖畔にはラベンダー畑があり、湖に面した景観は国内でも高評価を得ています。ラベンダーは7月の中過ぎに満開をむかえるので、夏休みの旅行先におすすめです。
イベント
・かなやま湖 湖水まつり(7月)
南富良野町の周辺情報
南富良野町に隣接する自治体の情報はこちら
・富良野市
・新得町
・日高町
・芦別市
・占冠村
・夕張市
・清水町
南富良野町は、ラベンダーの絶景はもちろん、大自然を満喫できるアクティビティやアウトドアスポーツを楽しめる魅力いっぱいの町です。
【参考】南富良野町HP、NPO法人南富良野まちづくり観光協会、幾寅 2020年(月ごとの値) / 気象庁、JRふらの、Google マップ
【画像】HAPPY SMILE、Composter、FotoCAT / PIXTA(ピクスタ)