え、食べたことないの!? 北海道民おなじみの「定番ご当地グルメ」10選
さまざまな食材があり、グルメの地としても有名な北海道。北海道ならではの食文化やご当地グルメも多数。そこで今回は、北海道民の日常になじんでいる定番ご当地グルメをご紹介します。北海道民からすると食べたことがない人がいることに驚いてしまうかも。
1:栗の甘露煮が入った茶碗蒸し
日本の多くの地域で食べられている『茶碗蒸し』の具材といえば、鶏肉、しいたけをはじめ、いろどりがよいエビや紅白かまぼこなどが定番ですよね。そして、底のほうには“銀杏”が沈んでいる。
一方、道民が食べる『茶碗蒸し』に入っているのは、銀杏ではなく“栗の甘露煮”。
北海道では、スーパーで買える市販の『茶碗蒸し』にも栗が入っているんです! 北海道の『茶碗蒸し』は、栗の甘露煮が入っているだけではなく、味付けも甘いのが特徴です!
【もっと詳しく】茶碗蒸しの具材といえば?北国の茶碗蒸しに入っているあま~いアレ(2021年2月27日掲載)2:甘納豆の赤飯
道外出身の人からすれば『赤飯』が甘いなんて考えられませんよね。
ところが北海道の『赤飯』は甘いのです。なぜなら“甘納豆”を使用しているから! コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも『赤飯』といえば甘納豆です。
道民はこれを主食におかずを食べますが、ちょっぴり甘いので3時のおやつとしてもいいかもしれません。
【もっと詳しく】【北海道に住んで驚いた】北海道の赤飯はスイーツ?入っているのは小豆じゃなかった(2020年12月17日掲載)3:ラーメンサラダ
『ラーメンサラダ』とはラーメンの麺を使用した冷製サラダを指します。「ラーサラ」と略して呼ばれることも多く、家庭料理として日常的に食卓に上ったり学校給食にも登場するほど、道民にとってはなじみ深いメニューの1つ。
北海道の居酒屋でもかなりの確率で『ラーメンサラダ』が提供されており、まさに子どもから大人まで幅広い年代の道民に愛されるご当地グルメです。
手軽に作れてアレンジもしやすいので、おうちで作ったことがないという方はぜひ試してみてください!
【もっと詳しく】なまら簡単に作れるべさ!北海道民が愛するご当地グルメ「ラーメンサラダ」(2020年12月16日掲載)4:ホットシェフのお弁当
『ホットシェフ』は、1994年に「セイコーマート」で誕生した店内調理ブランド。「出来立てはおいしい」という信念のもと、店内でお米を炊き、お弁当やおにぎりを手作りしています。
定番の人気商品は『カツ丼』、『大きなおにぎり』、『フライドチキン』、『フライドポテト』など。子どものころからなじみの味として道民の間で浸透しているローカルフードです!
【もっと詳しく】やっぱりコレ!道民が全力でおすすめする「ホットシェフ」のお弁当って…(2021年3月18日掲載)5:セイコーマートのソフトクリーム
北海道民が大好きな「セイコーマート」のソフトクリーム。
『北海道牛乳ソフト チョコ』、『北海道牛乳ソフト バニラ』、『北海道メロンソフト』など、北海道ならではの濃厚な味が楽しめます。
もちろん道内の牛乳を使用していて、とってもフレッシュ。シンプルなソフトクリームだからこそ、牛乳のおいしさをダイレクトに感じることができます。
【もっと詳しく】あなたはどれが好き?北海道民の定番「セイコーマート」のソフトクリーム食べ比べ(2021年6月25日掲載)6:やきそば弁当
北海道名物として有名な『やきそば弁当』。カップ焼きそばのお湯が中華スープになるという北海道限定品です。
“厳しい冬の寒さでも需要が落ちないように”という販売戦略によってわざわざスープが付けられているのだそうですよ。
【もっと詳しく】なぜスープ付き?北海道名物「やきそば弁当」が道民に愛される理由に迫る(2021年2月24日掲載)7:ホンコンやきそば
『ホンコンやきそば』は北海道と一部地域だけで販売されている袋めんです。町の中華料理屋を思わせるようなレトロ感溢れるパッケージに、かわいいコック長のイラストが目を引きます。
フライパンと水、麵だけで本当に焼きそばができるというところがポイント。とっても簡単にできるので、一人暮らしの方などにもぴったり。
スパイスのピリ辛加減と麺自体の甘みが絶妙にマッチしていてクセになる味わいです!
【もっと詳しく】全国区じゃなかった…!おやつにぴったりなローカルB級グルメ「ホンコンやきそば」(2021年6月13日掲載)8:しおA字フライ
1911(明治44)年創業で今年110周年を迎えている「坂栄養食品株式会社」が販売する『しおA字フライ』。
戦後、まだ希少だった砂糖をもとにビスケットを製造したのが始まりだそうです。
ほんのりと甘い生地をソフトな食感に焼き上げ、塩味で仕上げたビスケットはコーヒーや牛乳、お酒にも合うという優れもの。今や押しも押されぬロングセラー商品です!
【もっと詳しく】3時のおやつはこれだ!道民が60年以上愛するなつかしの味「しおA字フライ」(2021年4月28日掲載)9:ロバパンの特撰豆パン
「ロバパン」は1931(昭和6)年に札幌で創業したパンメーカー。ちなみに2005年には「フジパン」と資本業務提携しているため、「フジパン」の商品も北海道では「ロバパン」として売られています。
日本で最初の豆パンともいわれている『特撰豆パン』。大きな甘納豆がごろごろっとたくさん入っていて、ほんのりと甘くしっとりとしたパン生地が、甘納豆とよく合います。
【もっと詳しく】北海道だけってホント!? スーパーでよく見る「道産子パン」実食レポ(2021年3月19日掲載)10:うずまきかりんとう
『うずまきかりんとう』は、かたつむりのようなぐるぐる模様と、傘のようなユニークな形状が特徴的なかりんとう。薄めに切って揚げられたかりんとうはサクサクと歯ごたえがよく、噛むほどに美味しさがじゅわーっと広がります。
コーヒーや紅茶との相性も抜群なので、おやつタイムにもぴったりです!
【もっと詳しく】おばあちゃんの家で出てくるやつ!どこか懐かしい「道民の定番かりんとう」(2021年1月26日掲載)
気になる定番グルメはありましたか? まだ食べたことがない方は、ぜひお試しください!
※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。販売状況などは公式サイトでご確認ください。
【画像】清十郎、kikisorasido / PIXTA(ピクスタ)、坂栄養食品株式会社