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意外と訛ってる?道産子が指摘されて気づいた「北海道弁のイントネーション」4つ

あまり方言や訛りが強いというイメージを持たれない北海道弁。しかし、北海道独特の発音をするワードが実はけっこうあります。本州に出て、訛っていると指摘された経験があるという方も多いはず。

今回はそんな北海道弁のイントネーションをご紹介します!

1:コーヒー

コーヒーは、北海道弁だとコーヒー(↑↓)。前半部分を強く発音します。

一方、標準語のイントネーションはコーヒー(→→/→↑)です。前半部分と後半部分で強弱はつけずに平坦に発音するか、もしくは、後半部分をやや強く発音するのが一般的なよう。

北海道以外の人と話して「なんか違わない?」といわれたことがある人もいるのではないでしょうか。

ちなみに英単語“coffee”を辞書で引くと、強く発音することを意味する”アクセント”は先頭にきます。標準語よりも北海道弁のほうが本場のイントネーションには近いのかもしれませんね。

【もっと詳しく】違うって言われて驚いた!北海道民が気づかずに訛っている言葉「コーヒー」(2021年4月29日掲載)

2:幼稚園

北海道では幼稚園(↑→)と発音しますが、標準語の場合、幼稚園のイントネーションは幼稚園(→→)になるそうです。

ちなみに保育園でも同じイントネーションが北海道弁・標準弁それぞれで使われます。

自分が卒園してしまうとなかなか使わない言葉ですが、試しに使って北海道以外の人と比較してみるのもいいかもしれません。

3:雨

標準語だと雨(→→)と発音し、キャンディーの飴とは違った発音の仕方をする雨。ですが、道民の中には雨(→↑)と発音する人も。

飴と同じイントネーションなので、混合することもたまにありますよね。もしかしたら「雨」がきっかけでそれぞれの地域の方言トークが始まる……なんてこともあるのかもしれません。

【もっと詳しく】あれ、なんか違う?北海道民の「幼稚園」のイントネーションが標準語と違った(2021年5月22日掲載)

4:こないだ

「こないだ」という言葉。恐らく多くの方がよく使うワードですが、こちらも本州と北海道では発音の仕方が異なるといいます。

北海道ではこないだ(↓↑↓↓)と発音しますが、本州ではこないだ(↓↑↑↑)。北海道では2文字目だけ、アクセントが高くなるようです。

ちなみに「こないだ」は話し言葉なので、文章を書くときやフォーマルな場では違った表現をしたほうが無難かもしれませんね。

【もっと詳しく】よく使うけど意外と気づいていない!北海道民と本州民「こないだ」の違い(2021年6月4日掲載)

 

独特のイントネーションだと気づかずに使っていたワードを発見した方もいるのではないでしょうか?

北海道以外の方とお話しするときのネタとしても面白いかもしれませんね。

 【画像】 Alberto Masnovo / shutterstock、 pearlinheart、ばりろく、mits / PIXTA(ピクスタ)