白糠町まるわかり情報【観光・グルメ】
白糠(しらぬか)町は、2分した釧路市に挟まれた場所に位置する町。“紫蘇香るまち 白糠”として知られています。ラム肉や鹿肉が名産です。
白糠町の基本情報
所在地
白糠町は、北海道の中でも太平洋側に位置する町。北海道釧路総合振興局管内に属します。
面積
773.13km2
人口
7,528人・4,076世帯
*令和3年2月末時点
由来
『シラヌカ』という地名の語源にはいくつかの説がありますが、アイヌ語のシラリ(磯)、カ(上)やシラルカ、シラリイカで、波が磯を越えしぶきが立つ「岩磯のほとり」を指すといわれ、現在の白糠漁港に注ぐオクネップ川からシラリカップ川付近の岩磯地帯を見てつけられた地名といわれています。
白糠町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
JRを利用する場合は、約3時間20分ほどかかります。飛行機では、札幌から「釧路空港」まで約30分です。「釧路空港」からは、自動車か公共交通機関を利用します。
<道外からのアクセス>
「釧路空港」まで飛行機を利用します。「釧路空港」からは自動車で20分です。
公共交通機関を使う場合は、空港シャトルバスで釧路駅まで45分、釧路駅から白糠駅まで普通列車で35分、計80分ほどです。
白糠町の気候
白糠町は北海道の中でも気温が低い地域で、年間の最高気温が28℃、最低気温が-20℃となっています。
<夏>
25℃を超えることはまれで、夜も涼しいので羽織るものが必要です。8月後半から気温が下がり始め、本州の秋くらいの気候になります。
<冬>
太平洋沿岸に位置するため降雪量は少なく、真冬でもほとんど除雪がいらないので生活には楽な地域といえます。また、晴れていることが多いので、断熱性の高い住宅では日光が入る日はとても暖かく過ごせます。
ただ気温は低く、-10℃以下になる日も多いので、保温性のある下着やダウンなどの厚手の防寒着などが必要です。
白糠町のグルメ
イタリアンチーズや、白糠町北部、茶路地区で育てられたラム肉、野生の鹿肉などが有名です。海産物は、シシャモ、ヤナギダコ、灯台つぶなどが特産。
白糠町の観光
夏はシジミ貝採り、冬はワカサギ釣りが楽しめる『馬主来(パシクル)自然公園』、白糠と釧路市阿寒の境内にそびえる『阿寒富士』などがあります。『阿寒富士』では、秋になると赤や黄色のコントラストが美しい紅葉が楽しめます。雌阿寒岳の隣に位置し、登山客に人気なスポット。
全国的に有名な焼酎『鍛高譚』の原料のしそを育てる『鍛高しそ畑』、実は白糠町にあるんです。お酒好きの方は必見ですね。
白糠町の周辺情報
白糠町に隣接する自治体の情報はこちら
・釧路市
・足寄町
・本別町
・浦幌町
白糠町は、自然や気候風土など、豊かな自然資源にあふれる魅力的な町です。
【参考】白糠市
【画像】CRENTEAR、w.aoki、shige hattori / PIXTA(ピクスタ)