小樽の定番スポットを6時間で満喫!小樽駅から徒歩で巡る「おすすめモデルコース」
北海道のなかでも人気の観光地として知られる小樽。札幌からはアクセスしやすく、歩いて回れる範囲内に主要な見どころが集中しているため、気軽に観光できる街です。
せっかく小樽に行くのであれば、効率よく周って思う存分楽しみたいですよね。そこで今回は、6時間で巡る小樽の観光モデルコースをご紹介します!
※時間はあくまで目安です。
目次
【12:00】コスパ最強!「さんかく亭」で海鮮丼を堪能(所要時間:1時間30分)
今回の旅行はJR小樽駅からスタート。早速小樽の街を散策したいところですが、まずはお昼ごはん。
おすすめは「三角市場」の中にある「さんかく亭」。市場内の鮮魚店「奥村商店」と「網岸水産」が共同経営していて、リーズナブルにおいしい海鮮丼が味わえると大人気のお店です。
観光客だけではなく、地元のお客さんも多く訪れます。JR小樽駅からは歩いて3分ほど。並ぶこともあるので余裕をもって訪れるとよいです。
「さんかく亭」はメニューがとっても豊富。なかでもイチオシは、学生以外でも注文ができる『学割丼』です。
いくら、かに、本まぐろ赤身、ほたて、とろサーモン、たこ、いか、とびっこ、卵焼きが乗った贅沢な海鮮丼で、お値段はなんと1,200円(税込)! これだけのボリュームとなると2,000~3,000円以上することがほとんどですから、かなりお手頃な価格です。
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店舗名:さんかく亭
■住所:北海道小樽市稲穂3丁目10-16(三角市場内)
⇒営業時間など詳細はこちら
「さんかく亭」に関する詳しい情報はこちら
【13:40】ワクワクが止まらない!「小樽運河クルーズ」に乗船(所要時間:60分)
お腹を満たしたら、『小樽運河クルーズ』に乗船!
「三角市場」から海に向かって歩くこと10分、運河にかかる中央橋のほとりにチケット販売所と乗船所があります。出航15分前には乗船所に集合しましょう。当日の運行状況は事前にホームページや電話で確認してくださいね。
クルーズは、中央橋~小樽港~北運河~南運河の浅草橋までを約40分かけてゆっくりと周遊。低い橋の下をくぐりながら進むので、冒険しているかのような気分を味わえますよ。陸から眺める景色とはまた違った魅力を発見することができます。
クルーズ中は個性豊かなキャプテンが観光ガイドしてくれますよ。
【もっと詳しく】<クルーズ情報>
■名称:小樽運河クルーズ
■運営会社:合同会社 小樽カナルボート
■住所:北海道小樽市港町5-4
■電話番号:0134-31-1733
■営業時間:月により運航時刻が異なります。HPをご参照ください
■定休日:年末年始(運航状況は天候により変動がありますので、事前にご確認ください)
■利用料金:
【デイクルーズ】大人(一般)1,500円、大人(小樽市民)1,200円、大人(福祉割引)1,200円、小学生以下(一般・小樽市民)500円、小学生以下(福祉割引)400円
【ナイトクルーズ】大人(一般)1,800円、大人(小樽市民)1,500円、大人(福祉割引)1,440円、小学生以下(一般・小樽市民)500円、小学生以下(福祉割引)400円
「小樽運河クルーズ」に関する詳しい情報はこちら
【14:45】キラキラ輝く商品にうっとり。「大正硝子館 本店」でお土産を購入しよう(所要時間:30分)
『小樽運河クルーズ』を楽しんだ後は、小樽の街を散策しましょう! まず向かうのは、小樽運河から徒歩7分の場所にある「大正硝子館 本店」。
お店には、アクセサリーやグラスなど、たくさんのガラス商品がずらり! どの作品もキラキラと輝き、その美しさにうっとりしてしまうことでしょう。思わず長居してしまいたくなるような空間が広がっています。
「大正硝子館 本店」の商品は、職人さんがひとつひとつていねいに作り上げたもの。同じ商品でも少しずつ違っていて、見ているだけでもとってもおもしろいですよ。
『氷刻グラス』は、凸凹していてヒビの入ったグラスはまるで氷のよう! 自分へのお土産にするのもいいですが、大切な方に贈るプレゼントにもぴったりです。
そのほかにも、魅力的な商品がたくさん! ぜひお気に入りの一品を見つけてみてください。
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店名:大正硝子館 本店
■住所:北海道小樽市色内1-1-8
「大正硝子館 本店」に関する詳しい情報はこちら
【15:20】小腹が空いた時にぴったり!「かま栄 工場直売店」の限定メニューを食べよう(所要時間:30分)
そろそろ小腹が空いてくる頃。そんな時には、「かま栄 工場直売店」へ向かいましょう! 「大正硝子館 本店」から歩いて約5分で到着です。
明治38年に創業し、100年以上の歴史を誇る「株式会社かま栄」。現在では「かま栄 工場直売店」をはじめ小樽、札幌市内に数店舗、新千歳空港にも展開しています。
「かま栄 工場直売店」に到着したら、まずは工場見学! かまぼこができるまでの工程をガラス越しに見ることができますよ。伝統の職人技から生まれるおいしさの秘訣を実際に目で見て確かめて。
「かま栄 工場直売店」では、揚げたてのかまぼこを味わえますよ。プリッとした弾力のある『ひら天』や、味噌と唐辛子、長ネギが練り込まれた『みそ南蛮』などがありますが、今回いただくのは、工場直売店限定の『パンドーム』!
ベーコン、チーズ、玉ねぎ入りのすり身、薄い食パンで巻いて揚げたもので、外側はカリッ中はやわらかく、食べた瞬間にベーコンの味が際立つ燻製風味が口のなかいっぱいに広がります。地元の方が「かま栄といったらパンドーム」というほど人気の商品です。
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店名:かま栄 工場直売店
■住所:北海道小樽市堺町3-7
「かま栄 工場直売店」に関する詳しい情報はこちら
【16:00】いざ、幻想的な世界へ。「小樽オルゴール堂 本館」で心癒される(所要時間:30分)
「かま栄 工場直売店」から歩いて約10分、堺町通りにあるメルヘン交差点を目指しましょう。
見えてくるのは、赤レンガ造りと石造りの2棟からなる「小樽オルゴール堂 本館」。大正4年に穀商が本社屋として建てたものを再利用していて、レトロな雰囲気がとっても素敵……!
施設前には、「小樽オルゴール堂 本館」のシンボルともいわれる蒸気時計が設置されていますよ。15分毎に蒸気で5音階のメロディーを奏でます。蒸気が出ているときがシャッターチャンス!
館内では、たくさんのオルゴールたちが出迎えてくれますよ。響き渡るオルゴールの音色とあたたかみのある照明が幻想的な空間を演出していて、訪れる人の心を癒します。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:小樽オルゴール堂 本館
■住所:北海道小樽市住吉町4番1号
「小樽オルゴール堂 本館」に関する詳しい情報はこちら
【16:30】旅の最後は「小樽洋菓子舗ルタオ本店」でゆっくりカフェタイム(所要時間:1時間)
旅の最後は「小樽洋菓子舗ルタオ本店(以下、ルタオ本店)」に向かいましょう。「小樽オルゴール堂 本館」からは歩いて1分! 洋風の大きい塔が目印ですよ。
「ルタオ本店」は3階建てとなっていて、1階はショップ、2階は喫茶店、3階は展望台と見どころがたくさん!
まずは2階にある喫茶店でゆっくり。喫茶店で1番人気のある『奇跡の口溶けセット』は、レアとベイクドを2層に重ねた『北海道限定ドゥーブルフロマージュ』となめらかな食感が特徴の『ヴェネチアランデヴー』のセット。2種類のチーズケーキを贅沢に食べ比べすることができますよ。
どちらもまさに絶品の味! 至福のひと時を過ごせること間違いなしです。
デザートを食べ終わったら、3階の展望スペースで小樽の景色を眺めましょう! 堺町通りやメルヘン交差点、海まで見ることができますよ。絶景を眺めながら旅の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか?
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店名:小樽洋菓子舗ルタオ本店
■住所:北海道小樽市堺町7-16
⇒営業時間など詳細はこちら
「小樽洋菓子舗ルタオ本店」に関する詳しい情報はこちら
小樽の中心部は、短い時間でも十分満喫することができます。札幌圏に旅行される際にはぜひ旅程に組み込んでみてください。
【画像】大正硝子館、まちゃー / PIXTA(ピクスタ)
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
⇒こんな記事も読まれています■ 【連載】意外とハマるかも…?北海道マンホール特集
■ 一生に一度は見てみたい!神秘的な北海道の絶景