絆創膏

これ、なんていう?方言だと知らなかったの声多数「道産子流モノの呼び名」3つ

意外と多い北海道の方言。明らかに北海道弁だとわかるものもたくさんありますが、北海道特有と気づかずに使われている言葉も実はたくさんあります。

今回は道民が北海道弁だと気づかずに使いがちな“道産子流モノの呼び名”を3つご紹介します!

1:ぼっこ

「ぼっこ」とは、北海道弁のひとつで、“(比較的短めな)棒”という意味を持ちます。なので、“木の棒”なら「木のぼっこ」というような言い方をすることが多いです。

ちなみに「ぼっこ」という言葉は北海道だけでなく、愛知県や三重県でも使われているそう。ただ、こちらの地方では“古い”というような違う意味で使用されることが多いそうです。

【もっと詳しく】方言だと気がつかず使いがち!北海道民が言う「ぼっこ」の意味とは(2021年5月8日掲載)

2:サビオ

“絆創膏”という意味で北海道で使われている「サビオ」という言葉。

ほかの地域では「カットバン」や「バンドエイド」といった呼び方をされることが多いです!

どれも商品名からきている呼び名で、北海道・和歌山県・広島県・新潟県の一部地域でよく使われます。現在「サビオ」が販売終了していることもあり、若者世代で絆創膏を「サビオ」と呼ぶ人は少なくなってきているそうですよ。

【もっと詳しく】これ、なんて呼ぶ?実は復活を遂げていた北海道になじみ深いこの名前は…(2021年5月28日掲載)

3:オンコ

耐寒性があるため、北海道や東北をはじめとして多くの場所に植えられている植物。正式名称は「イチイ」といいます。

この「イチイ」を「オンコ」と呼ぶのも北海道特有です! 先住民族の呼び名だともいわれており、和歌の世界では「アララギ」ともいうようです。

9月ごろから真っ赤な実がなります。実には甘みがあり食べられます。子どものころ食べたことがある方も多いのでは? 種には毒性があるので食べないよう要注意です!

【もっと詳しく】これ、なんていう?北海道の公園で見かける「赤い実」の呼び名は…(2021年7月9日掲載)

 

意外と全国共通だと思っていたものが、北海道だけだったということに気づいた方も多いのでは?

これを機に、ほかにもどんな北海道弁があるのか調べてみても面白いかもしれませんね。

【画像】  Daisy、四季写彩  / PIXTA(ピクスタ)、 topimages / shutterstock

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。