雨竜町まるわかり情報【観光・グルメ】
雨竜(うりゅう)町は北海道の北西に位置する町です。町の北に恵岱別(えたいべつ)川、北東に雨竜川、東に石狩川、南に尾白利加(おしらりか)川と、周囲を川に囲まれた自然が豊かな地域です。農業を基幹産業としており、おもにお米の生産に力を入れています。
雨竜町の基本情報
所在地
北海道空知総合振興局に属する町です。
北竜町、妹背牛町、滝川市、新十津川町、増毛町に隣接しています。
面積
191.15km2
人口
2,230人・1,082世帯*
*令和3年5月末現在
由来
雨竜(うりゅう)とは、アイヌ語の地名「ウリロペツ」(鵜の多い川という意味)より転訛したもので、雨竜川の河口に多くの鵜が生息していたことから、このような名が付けられたといわれています。
雨竜町へのアクセス
雨竜町にJR駅はないので、車やレンタカー、バスでアクセスします。
<札幌からのアクセス>
車で高速道路を利用して札幌市から雨竜町まで約1時間30分。バスは『高速るもい号』で札幌駅前から雨竜町まで約2時間です。
JRは札幌駅から滝川駅まで『特急ライラック・カムイ』に乗り約50分。『空知中央バス』に乗り換えて滝川駅から雨竜町まで約25分です。
<道外からのアクセス>
「新千歳空港」または「旭川空港」の利用がおすすめです。
「新千歳空港」から雨竜町まで車で高速道路を利用して約1時間50分。JRは札幌駅まで『快速エアポート』で約40分、札幌駅からJRもしくはバスで雨竜町へ。
「旭川空港」から雨竜町までは車で一般道路を走り約1時間です。JRは旭川駅から深川駅まで『特急ライラック・カムイ』で約20分、『空知中央バス』に乗り換えて、深川十字街から雨竜町まで約30分です。
雨竜町の気候
大陸性気候で、寒暖差が比較的大きい地域です。5~9月の農耕期の平均気温は17℃ほど。
<春>
融雪は4月上旬から中旬ですが、山間地は2週間ほど遅れます。
<夏>
7月中旬から8月上旬にかけて最高気温が30℃を超える日があります。
<秋>
初雪は10月末頃です。
<冬>
根雪はおおむね12月上旬です。1~2月には、最低気温が-25℃を下回ることがあります。
雨竜町のグルメ
雨竜町の特産品はお米、メロン、トマト、アスパラなどです。お米の『うりゅう米』は町の定めた基準で作られており、鮮度と食味を大切に生産している一品です。
また、人気の高い『雨竜米アイス』は少しお米の食感を残したオリジナルのアイス。期間限定で道の駅『田園の里うりゅう』にあります。
雨竜町の観光
雨竜町にはラムサール条約に認定された『雨竜沼湿原』があります。日本で有数の山岳型高層湿地帯として知られており、池塘(ちとう)といわれる100以上の沼があります。およそ6月下旬から10月上旬までの期間に開かれており、木道(歩道)を散策しながら雄大な景色を楽しめます。
イベント
・秋の大収穫感謝祭・新米祭り(9月)
雨竜町の周辺情報
雨竜町に隣接する自治体の情報はこちら
・滝川市
・妹背牛町
・増毛町
・北竜町
豊かな自然が残る雨竜町は、良質な特産品や雄大な景観を堪能できる湿原など、魅力あふれる町です。
【参考】雨竜町ホームページ、北海道空知総合振興局、Google マップ
【画像】rocketman、gonbe、onyu / PIXTA(ピクスタ)