北海道あるあるネタ！実は北海道だけだった「ローカルチェーン・メーカー」4選

2021.04.24

北海道Likers編集部

「北海道にはあるのに、ほかの地域ではあまり見かけないな……」といった経験をしたことはありませんか？　“北海道あるある”のネタとして挙がることも多いはず。

今回は、「実は北海道だけにしかなかった」という、一度は道産子が経験するだろう“北海道あるある”をご紹介します！

いつも行っている場所、実は北海道にしかないお店かもしれません。

1：ヴィクトリアステーション

出典: ゼンショーホールディングス

ハンバーグとステーキのファミレスとして有名な『ヴィクトリアステーション』。北海道ではよく見かけますよね。

実は、『ヴィクトリアステーション』は「ビッグボーイジャパン」が運営するレストラン。本州でよく見かける『ヴィクトリアステーション』によく似たファミレス『ビッグボーイ』と同じ会社が運営しています。

『ヴィクトリアステーション』は、現在、道内には32店舗あり、北海道のなかでも店舗数は多いです。

人気メニューは、厳選ビーフを300℃以上の高温で焼き上げたステーキ！　新鮮野菜のサラダバーやスープバーの食べ放題も好評です。

出典: ゼンショーホールディングス

同じ会社が運営する『ビッグボーイ』と『ヴィクトリアステーション』の違いはいったいなんでしょう？　実は、販売している商品は同じで、現在は“屋号”のみが違うそう。

販売している商品は『ビッグボーイ』と同じものですが、『ヴィクトリアステーション』ではステーキメニューが人気なんだとか。

これまでには『ヴィクトリアステーション』でしか食べられないステーキメニューなどが、期間限定で登場したことも！

【もっと詳しく】北海道にしかないらしい…！「ビッグボーイ」と「ヴィクトリアステーション」の違い（2021年4月4日掲載）

2：丸井今井

出典: ミッキー / PIXTA(ピクスタ)

『丸井今井札幌本店』は『札幌テレビ塔』の隣に立地し、地元民だけでなく観光客の方も多く足を運ぶ百貨店。道民からは「まるいさん」の愛称で親しまれていますよね。

『丸井今井』は、1872年（明治5年）に札幌で呉服店として創業されました。北海道という名前が明治政府によって付けられたのが1869年（明治2年）といわれていますから、札幌でとても古いお店というのがわかります。

まだまだ物流が良くなかった時代から本州との流通経路を開拓し、北海道民に物資の供給を行っていた歴史もあるそう。

出典: AKG1811 / PIXTA(ピクスタ)

北海道外で全国展開している「マルイ」といえば“OIOI”の看板で有名な『マルイ』。同じ「マルイ」という愛称で親しまれながらも全く別のお店なのです。

本州にある「マルイ」は「まるいさん」ではないのでご注意を！

【もっと詳しく】同じだと思ってた！まるいさんこと「丸井今井」と本州の「OIOI」は別物らしい（2021年3月30日掲載）

3：ロバパン

出典: 北海道Likers

道産子には聞きなじみのあるブランド「ロバパン」。食べたことがある人がほとんどでしょう。

実は「ロバパン」も、北海道だけのパンメーカーなんです。

「ロバパン」は1931年（昭和6年）に札幌で創業。ちなみに2005年には「フジパン」と資本業務提携しているため、「フジパン」の商品も北海道ではロバパンとして売られています。「フジパン」のテレビCMも「ロバパン」になっていて、人気商品『フジパン本仕込み』のCMソングも、『ロバパン本仕込み』と歌われています。

そんな「ロバパン」で有名なのが『特撰豆パン』。なんと、日本で最初の豆パンともいわれています。「ロバパン」の創業者が、北海道大学の教授と学生に豆の煮付け方を教えてもらったことをきっかけに、「パンに使用してみては」と助言を受けてできたのが豆パンの起源だという説があるようです。

【もっと詳しく】北海道だけってホント!? スーパーでよく見る「道産子パン」実食レポ（2021年3月19日掲載）