雪の日は暖かい

花粉はないけど冬は続く!まだまだ寒い「北海道の冬あるある」3つ

日本列島で花粉情報や桜の開花ニュースが流れてくる3月。春はもうすぐです。なのに、北海道はいまだに寒い! 断然寒いです。

そこで今回は、まだまだ寒い冬が続く北海道の冬あるあるをまとめてみました。

1:息が凍る

北海道では、雪が降っていても傘をさす人は少なめ。傘はささず、マフラーをぐるぐる巻きにして防寒することがよくあります。今は外出の際にマスクをするのであまり感じませんが、自分の息がかかった部分のマフラーがうっすらと凍っていることも。本州出身の人は、「こんなものが凍るの?」と驚かれるかもしれません。

ただ、うっすらと凍っているだけなので室内に入ればすぐに溶けます。また、北海道の室内はだいたい暖房が効いて乾燥していますので、マフラーだけではなく雪のついたコートまでもすぐに乾いてしまいます。

【参考】こんなものまで凍るの?予想の斜め上を行く冬の北海道での暮らし(2021年3月3日掲載)

2:家の中はあたたかいけど、水道水はキンキン

「冬の北海道では、外は寒くても家の中はガンガン暖房をつけていて、アイスをよく食べるらしい」。こんな話が他県に広がるほど、北海道の家の中は冬場も暖かいと知られています。しかし、水道から流れてくる水はそうともいかず、キンキンに冷え切っています。

家事の中で頻繁に行う皿洗いやお風呂掃除は、どうしても水に触れる時間が長くなりがちでつらいですよね。そんなときは、ゴム手袋を使ったり小物類を“浮かせて”収納したりするのがおすすめ。直接水に触れないので冷たさは軽減されるし、手先のひび割れなどができてしまったときにもしみにくいので快適です。食器洗浄機(食洗機)もあれば家事の負担もグッと減りそうですね。

【参考】水がしゃっこい!道産子ママの「手が冷たい家事」をラクにした方法3つ(2021年2月17日掲載)

3:でも雪の日はあったかい

北海道の冬といえば、雪が降り、凍えるような寒さをイメージしますよね。しかし、雪が降っているからといって、気温が低いとはいえないかもしれません……。

道産子には、“雪が降ると暖かい”という感覚をもっている人が多いかもしれません。もちろん、猛吹雪の日は寒いですよ(笑) しかし、風がなく、しんしんと雪が降っているときは、暖かく感じます。SNSで「雪が降ると暖かい」などと検索すると、道産子のコメントがずらりとでてきます。子どもなんかは雪の日に雪合戦をすると汗だくになっていることも。

【参考】「雪が降ると暖かい」って本当!? 道産子しか信じないかもしれない話(2021年3月4日掲載)

 

厳しい寒さの中で暮らす北海道民ならではの“冬あるある”でした。でも寒さに強いかどうかはまた別のお話です!

※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。

【画像】y.uemura、Ushico、Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)