雪の日

「雪が降ると暖かい」って本当!? 道産子しか信じないかもしれない話

2021.03.04

北海道の冬といえば、雪が降り、凍えるような寒さをイメージしますよね。しかし、雪が降っているからといって、気温が低いとはいえないかもしれません……

雪が降ると暖かい?

道産子には、“雪が降ると暖かい”という感覚をもっている人が多いです。もちろん、猛吹雪の日は寒いですよ(笑) しかし、風がなく、しんしんと雪が降っているときは、暖かく感じます。筆者は、このような天気のときに坂を上り、汗びっしょりになったという経験が何度も。

筆者が子どものころ、雪がしんしんと降っている日は、友人と「雪もあるし、あったかいから外に遊びに行こう!」という話をよくしました。絶好の雪合戦日和なんですよね~。

また、SNSで「雪が降ると暖かい」などと検索すると、道産子のコメントがずらりとでてきます。やはり道産子は、雪の日が暖かく感じるようです。

「ウソだ!」と思いますよね。実際に体感しないと、信じるのは難しいと思います。いったいなぜ、雪が降ると暖かいと感じるのでしょうか。

雪が降ると暖かく感じる理由

雪が降ると暖かく感じる理由を調べてみました。これといった理由はなかったのですが、いろいろな意見がありましたのでいくつかご紹介します。

・雪が積もって地面が真っ白になると、雪が太陽の光を反射して、地面付近の気温が上昇するから

・雪が降っているときは、分厚い雲が上空にあり、放射冷却を防いでいるから

・雪が降っているときは、湿度が高く、空気中に含まれる水分の熱のおかげで暖かくなるから

どの意見も、説得力がありますよね。“雪が降ると暖かい”というのは、事実である可能性が高そうです! いままで、「雪が降っていると寒い」と思っていた方は、本当に寒いのか気温を測ってみるとおもしろいかも。

 

ぜひ、ご友人に雪が降ると暖かく感じる理由を、話してみてください!

【画像】Fast&Slow、den-sen / PIXTA(ピクスタ)