礼文町まるわかり情報【観光・グルメ】
礼文(れぶん)町は、北海道北端の稚内より西方59kmの日本海上に位置する、日本の最北端の一島一町のまち。約8kmもの幅がある礼文水道をへだてた先に向き合うような位置で利尻島があります。
礼文町の基本情報
所在地
宗谷総合振興局に属します。
面積
81.64km2
人口
2,379人・1,247世帯*
*令和3年4月1日現在
由来
礼文島はアイヌ語の『レプン・シリ』=「沖の・島」が語源で、【レブン】は【レプン】が転化したものです。
引用:町名の由来
礼文町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
稚内港もしくは利尻島からフェリーを利用します。
「新千歳空港」~「稚内空港」まで約55分。「新千歳空港」~「利尻空港」まで約50分(※季節運行)、「札幌丘珠空港」からは約55分。
「稚内空港」利用の場合、「稚内港フェリーターミナル」までバスで約30分、礼文(香深港)までフェリーで約1時間55分。
「利尻空港」利用の場合、「鴛泊フェリーターミナル」まで車で約10分、礼文(香深港)までフェリーで約45分。
<道外からのアクセス>
「稚内空港」や「新千歳空港」を経由して「利尻空港」を利用しましょう。
礼文町の気候
日本海側に位置する礼文町は、対馬暖流の影響を受けるため、内陸の気候に比べ比較的温暖です。夏期は涼しく冬期は暖かい気候です。
<春>
4月、5月は晴れる日が多く日照率が高くなります。6月はオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多く、霧の発生も多くなります。
<夏>
北太平洋高気圧の勢力が強いときは晴れの日が続くため気温が上昇しますが、オホーツク海高気圧が発達するときは夏でも朝晩、暖房を必要とするほど気温が低くなるときもあります。
<秋>
9月になると比較的気候が安定しますが、大陸の高気圧の影響を受ける10月以降は気温が低くなる傾向にあります。
<冬>
1月~2月にかけ、北西の季節風が大変強くなります。
礼文町のグルメ
うに、こんぶ、ほっけが特産品です。うにの一夜漬けやとろろこんぶ、新鮮なほっけをぬかに漬け込んだ『ヌカぼっけ』など最北の海の幸が丸ごと味わえる逸品が揃います。
タコざんぎやホッケバーガー、うにの海苔巻き天ぷら、ご当地カレーなど、島グルメがたくさんあります。
礼文町の観光
礼文島には奇跡的な自然が残っており、「利尻礼文サロベツ国立公園」の中でも高山植物が咲き乱れる風光明媚な花の島として知られています。
『澄海岬』や『スコトン岬』などの絶景ポイントは10カ所以上。島内を歩いて巡ったり、キャンプをしたり、うにむき体験やアザラシウォッチングなど楽しみ方は千差万別。見どころ・訪ねどころが満載です。
イベント
・最北フラワーマラソン(6月)
・うめーべやフェスティバル(7月)
島全体が花畑のような礼文町。美しい景観と貴重な自然、豊かな水産資源に恵まれた魅力あるまちです。
【画像】rujin、tkyszk、radioboy / PIXTA(ピクスタ)