【全7問】北海道民もお手上げ!? 知らないと読めない北海道の「超難読地名」一覧
北海道には、一見するだけでは読み方が分からない地名が多く存在しています。なかには、道民さえも分からない難読地名も。
そこで今回は、北海道の難読地名をクイズ形式でご紹介します。あなたは何問答えられるでしょうか?
1:釧路町にある難読地名「重蘭窮」
この難読地名がある場所は北海道釧路郡釧路町にあります。由来は、アイヌ語で「船を下ろす所」という意味。
A. ちぷらんけうし
さすがに読めませんね。重蘭窮には、『仙鳳趾厳島神社』や一面に広がる自然があり、周りにはきれいな海も広がります。自然が好きな人は一度訪れてみては?
またこの重蘭窮がある“仙鳳趾村”で人気なのは牡蠣です。仙鳳趾産の牡蠣は身が大きく、濃厚で甘味ある味わいが特徴。ぜひ食べていただきたい一品です。
【もっと詳しく】読めたら天才!北海道難読地名の代表格「重蘭窮」【北海道難読地名クイズ】(2021年3月24日掲載)2:石狩市にある難関地名「生振」
続いては、石狩市“生振”。茨戸川と石狩川に囲まれた地域で、札幌市とも隣接しています。札幌近郊ということで、目にする機会も多いかもしれません。漢字は誰もが知るところですが、2つ合わさると読み方が分かりにくいですね。
A. おやふる
おやふる、と読むんです。生を“おや”と読ませるとは……。この漢字を用いた理由はあるのでしょうか? 気になりますね。
生振地区では、茨戸川に囲まれている立地を生かして、ワカサギ釣りを体験できることが魅力です。
【もっと詳しく】【読めそうで読めない地名クイズ】あなたは生を何と読む?氷上ワカサギ釣りができる「生振」(2021年2月24日掲載)3:釧路町にある難関地名「入境学」
続いては、“入境学”。北海道釧路郡釧路町仙鳳趾村にあります。
ヒントは○○ハンバーグ、○○うどん、牛すじ○○です。
A. にこまない
“入境学”と書いて“にこまない”。これはもう読める読めないの次元じゃないですね。
入境学は、アイヌ語地名解から考えると“流木の集まる川”という意味です。
付近には太平洋を一望できるセキネップ展望広場があり、ビュースポットとなっています。
【もっと詳しく】【北海道難読地名クイズ】初見で読めたら天才!釧路町の難読地名「入境学」(2021年2月5日掲載)4:深川市にある難関地名「一已」
次に取り上げるのは、空知管内深川市“一已”町です。地元の方なら当たり前の地名だと思いますが、知らない人にとってはなかなかの曲者。
A. いちやん
正解できたでしょうか。“已む”は“やむ”と読むので、“む”が“ん”に変わったと考えればそんなに難しくないのかもしれません。場合によっては“いっちゃん”と読むことも。
一已地区は、市が誇る桜の名所と道内では珍しいカタクリの群生を見られる名所、の二つが揃っているという贅沢な場所となっています。
桜の名所として知られる桜山公園では、約800本の桜があるとのこと。道内でも珍しいカタクリの群生を見られるのは丸山公園です。
【もっと詳しく】【北海道難読地名クイズ】パッと見簡単?読めそうで読めない「一已」は桜とカタクリの名所(2021年2月3日掲載)5:釧路町にある難関地名「老者舞」
“老者舞”は釧路管内釧路町仙鳳趾村にあります。
A. おしゃまっぷ
“おしゃまっぷ”と読みます! 正解しましたか?
老者舞も仙鳳趾村にあり牡蠣が有名です! 老者舞には「伊畑漁業」が営む、牡蠣直売店があります。
【参考】【北海道難読地名クイズ】もう読ませる気ないっしょ!牡蠣が有名「老者舞」(2020年12月23日掲載)6:天塩町にある難関地名「雄信内」
一見何ということのないような地名かもしれません。しかし、この地名の読み方は少し厄介です。どういうことかと言いますと、宗谷管内幌延町にある“雄信内駅”と少しだけ読み方が違うのです。
A. おのぶない(天塩町)、おのっぷない(駅名)
簡単すぎましたか?
名前の由来は、アイヌ語から来ていて、意味は「川尻に原野のある川」とされています。
【もっと詳しく】【北海道難読地名クイズ】俺たちを読んでみろ!道北の難読地名「雄信内&男能富」(2021年1月7日掲載)7:寿都町にある難関地名「歌棄」
最後に取り上げるのは、後志管内寿都町の“歌棄”です。難易度としてはもしかすると、そこまで高くないかもしれません。しかし、それは北海道をよく知る人の感覚。本州の人など、初見の人からすればなかなか手強いはず。
A. うたすつ
正解は、“うたすつ”です。漢字の表記と読みのずれがなく、比較的読みやすくはありますね!
“歌棄”はアイヌ語で、「砂浜・の根元」という意味です。風力発電が非常にさかんで、風の町として知られる寿都町ですが、歌棄には牡蠣やシラスなど、海の幸を楽しめる場所があります。
【もっと詳しく】【北海道難読地名クイズ】平安貴族が怒っちゃう?読めそうなのに読めない「歌棄」(2021年4月2日掲載)
北海道には、多くの読み方が難しい地名が存在しています。
今回ご紹介した地名を周囲の人に共有することで会話が楽しめるかもしれませんね!
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。