知内町まるわかり情報【観光・グルメ】
知内(しりうち)町は、青函トンネルを抜けて最初に目にする北海道の町です。津軽海峡の絶景や、「矢越海岸」などの観光スポットは、SNSでもたびたび話題になるほど人気があります。もちろん、北海道ならではの美味しい食べ物も豊富。北海道の玄関口としてだけでなく、観光地としても魅力がたくさん詰まった名所です。
知内町の基本情報
所在地
北海道南西部、渡島総合振興局管内に属します。
面積
196.75km2
人口
4,124人・2,045世帯*
*令和3年3月末現在
由来
アイヌ語の「チリ・オチ」(鳥いるところ)の意味があります。知内は鷹の産地として有名で、松前藩が徳川将軍家に鷹狩り用に献上する15羽の鷹のうち、半数以上は知内で捕獲したものと言われています。
知内町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
車では、高速道路経由で約4時間33分。
公共交通機関利用であれば、電車とバスを乗り継ぎます。
札幌駅〜新函館北斗駅まで『JRスーパー北斗・北斗』で約3時間30~50分、新函館北斗駅〜木古内駅まで『道南いさりび鉄道』で約15分。木古内駅前〜知内町までバスで約15分です。
新函館北斗駅ではなく、五稜郭駅を経由してもアクセスできます。
<道外からのアクセス>
『北海道新幹線』で木古内駅まで行き、木古内駅前〜知内町まではバスで約15分。
「函館空港」を利用することも可能です。
知内町の気候
暖流が流れる津軽海峡に面しているため、道内では比較的温和です。
<夏>
夏の最高気温は30℃前後。道内のなかでも比較的冷涼です。
<冬>
冬の最低気温は-10℃前後を数回記録する程度。12月〜3月まで積雪がありますが、量はそれほど多くありません。
知内町のグルメ
知内では、カキとニラが2大ブランドです。
『海峡育ち』と名付けられたカキは、栄養たっぷりで身がしまっており、知内に来たらまず味わいたい逸品です。
また、甘みと歯応えが絶妙な知内産ニラ『北の華』も見逃せません。町内では『北の華』を使った蕎麦やラーメンが人気なほか、ニラしゃぶも地元の人々の定番です。そのほか、港町ならではの水産加工品もお土産として人気があります。
知内町の観光
知内町といえば、青函トンネル。国道沿いに青函トンネルを一望できる写真撮影台があり、北海道に足を踏み入れた記念に写真を撮る人たちで賑わいます。
市街地から10分ほど車を走らせれば、『矢越海岸』の絶景が広がります。矢越海岸エリアは北海道でも有数の観光スポットで、なかでも『青の洞窟』は大人気です。4〜10月の間にクルーズで訪れれば、極限まで美しく透き通った海の景色を楽しめます。
また、町内の展望台からは津軽海峡の絶景を一望できるほか、北海道最古の温泉である『知内温泉』で旅の疲れを癒せるのも非常に魅力的です。
イベント
・しりうち春のカキまつり(5月)
・サマーカーニバルin知内(8月)
知内町の周辺情報
知内町に隣接する自治体の情報はこちら
・木古内町
・福島町
・上ノ国町
知内町は、津軽海峡の絶景と、美味しい食べ物がたくさん楽しめる町です。本州からのアクセスも比較的容易なため、癒しを求めてぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【画像】シン777、株式会社デザインメイト、猫栓 / PIXTA(ピクスタ)