広尾町まるわかり情報【観光・グルメ】
広尾(ひろお)町は、北海道十勝管内の最南端に位置し、十勝港を有する漁業と農林業がさかんな町。日本で唯一のサンタランド認定地です。
広尾町の基本情報
所在地
十勝総合振興局に属する。大樹町、えりも町、様似町、浦河町に接する。
面積
596.16km2
人口
6,523人・3,281世帯*
*令和3年2月末現在
由来
町名は、アイヌ語の「ピルイ」が語源といわれ、「ピ」は石が転がる、「ルイ」は砥石(といし)がとれる地という意で、この言葉が変化し、明治2年の国郡制定で広尾郡茂寄村が誕生するまでの間「ピロー」、「ビロウ」などと呼ばれていました。また、昭和元年10月に広尾郡広尾村に改称され、昭和21年9月20日に町制施行により、現在の広尾郡広尾町となりました。
引用:町名の由来
広尾町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
・車
国道236号(天馬街道)の利用で約4時間。
・JR
札幌駅~帯広駅まで約2時間9分~2時間55分、帯広駅~広尾町まで十勝バスで約2時間。
・バス
直通の都市間バス『高速ひろおサンタ号』で約4時間25分。※札幌16:40分発、広尾6:40分発、1日1往復。
<道外からのアクセス>
「とかち帯広空港」の利用が便利です。
「とかち帯広空港」~帯広市内へ連絡バスで約40分、帯広市内~広尾町まで路線バスで約2時間。「とかち帯広空港」から車で約1時間。
広尾町の気候
海洋性気候の影響を受けて温暖な気候。年間を通じた降雨量(降雪)は多いものの十勝管内では最も暖かく、昼夜の寒暖差も比較的少なめです。2020年の平均気温は8.0℃。
<夏>
海流の影響によって発生する霧により夏は比較的涼しい気候。2020年8月の平均気温20.1℃、最高気温33.9℃。
<冬>
2020年2月の平均気温-3.3℃、最低気温-16.5℃。2020年の合計積雪量305cm。
広尾町のグルメ
十勝港で獲れる水揚げ量日本一のシシャモや、サケ、毛ガニ、ウニ、昆布などの海産物が特産です。
10月末から11月末までの漁期にしか食べられない『シシャモ寿司』や、茹でたシシャモのほぐし身にチーズとライス、クリームソースを混ぜ、カラッと揚げたご当地グルメの『しゃロッケ』も人気。
広尾町の観光
断崖を縫うように走る広尾町からえりも町までの約33㎞の『黄金道路』は「日本100名道」にも選ばれたドライブスポット。冬には氷壁となる『フンベの滝』や夏の昆布漁、四季折々の植物など美しい景観が楽しめます。
ノルウェー・オスロ市から日本唯一のサンタランドとして認定されている『広尾サンタランド』は1年中クリスマスの雰囲気を楽しめ、「恋人の聖地」にも認定されているロマンチックスポット。シンボルゾーンである『大丸山森林公園』には広尾市街や釧路から襟裳岬方面の大パノラマが楽しめる展望台や散策路、バーベキューハウスなどがあり家族連れも楽しめます。
イベント
・広尾つつじまつり(5月中旬~6月上旬)
・十勝港まつり(8月)
・サンタランドツリー点灯式(10月)
・広尾毛がにまつり(12月)
広尾町の周辺情報
広尾町に隣接する自治体の情報はこちら
・浦河町
・大樹町
・様似町
・えりも町
青い海と季節の花々で彩られる魅力的な港町です。
【参考】広尾町 広尾町観光協会 広尾 年ごとの値 / 気象庁
【画像】higeru、STUDIO EST、ookinate23 / PIXTA(ピクスタ)