北海道民は甘いものが好き!? 道外出身者が驚いた「ちょっと変わった食べ物」3つ
日本では、季節や地域ごとにいろいろな郷土料理がありますよね。今回は、北海道民が愛するちょっと変わった食べ物をご紹介します!
知っていたら道民レベル!?のグルメたち、あなたはいくつ知っていますか?
1:お正月に食べるカラフル和菓子「口取り菓子」
こちらの「口取り菓子」は、北海道などに伝わる正月文化を象徴するもの。年末が近くなると、「口取り菓子」がスーパーに並びます。
おせち料理の食材を手に入れるのが困難だった時代に、和菓子で食材をかたどったのが始まりとされています。北海道は海で隔てられているため、昔は伊勢海老や鯛は入手困難だったのでは。だからこそ、お菓子としてかたどることにしたのかもしれませんね。
ちなみに、口取り菓子は種類がたくさんありますが、“海老”や“鯛”は定番の形のようです。
【参考】お正月に甘い鯛を食べる!? 知って驚く「北海道独特の正月文化」とは(2021年1月1日掲載)2:赤飯がスイーツ代わりになりそう「甘納豆の赤飯」
多くの方が赤飯=小豆をイメージするでしょう。ゴマ塩の香りと塩味ともちもち食感のお米がおいしいですよね。
でも、北海道の赤飯は小豆ではなく“甘納豆”を使うそうで、なんとコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも赤飯といえば甘納豆。パッケージにもでかでかと“甘納豆の赤飯”の文字。
甘納豆の程よい甘さと赤飯の塩味が絶妙なバランスです! 道民はこれを主食におかずを食べるそうですが、おやつとしてもいただきたい一品です。
【参考】【北海道に住んで驚いた】北海道の赤飯はスイーツ?入っているのは小豆じゃなかった(2020年12月17日掲載)3:かぼちゃを甘く煮る?「いとこ煮」
冬至に食べるかぼちゃの煮物といえば、かぼちゃを砂糖、醤油、酒、出汁で煮たシンプルな煮物を想像する方が多いかも。でも、北海道ではかぼちゃと小豆を一緒に煮ます! かぼちゃ4分の1個に小豆缶を1缶くらい入れて煮ると、甘くておいしいんです。
北海道のスーパーでは、かぼちゃと小豆缶が一緒に陳列されているのが冬至の時期には一般的だそうです。小豆缶を使えば追加の味つけはほとんど不要という簡単さも魅力ですよ。
【参考】【北海道に住んで驚いた】冬至に食べるのは「甘い煮物」!? 作ってみたら意外と簡単(2020年12月13日掲載)
道外出身者が驚く少し変わった食べ物をご紹介しました。ぜひ一度味わってみてくださいね。
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。