牛乳飲み比べ

みんなはどれが好き?飲み比べて分かった、道民のリアルな牛乳事情

2020.12.19

世界で乳製品が美味しい国といえば、どこが思いつきますか? ひとつはニュージーランドでしょうか。筆者も1カ月ほど滞在したことがあるのですが、バター・牛乳・チーズ・ヨーグルト、どれも本当に美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうほどでした。しかし、道民である筆者は思いました。

「北海道、負けてなくない?」

そう。北海道に住んでいたら当たり前になってしまいがちですが、北海道の乳製品、とてつもなく美味しいですよね。

そこで今回は、「北海道の牛乳の美味しさを改めて実感したい」「北海道民が日頃どのような牛乳を飲んでいるのか、ぜひ全国の方々にも知ってほしい!」というふたつの思いから、スーパーで手軽に買うことができる牛乳を4種類飲み比べてみました。

1:大定番「雪印メグミルク牛乳」

牛乳の独特な臭みが全くなく、とてもあっさりしていて飲みやすい。口に残るようなべたつきもありません。とても軽やかで、毎日の朝にとてもぴったりだと感じました。あくまで筆者の感想なのですが、分かりやすいように5つの項目に分けて評価してみました!(最高★5つ)

コク深さ:★

甘み:★

風味:★★

口当たりのよさ:★★★★

コスパの良さ:★★★★

2:一番の売れ筋?よつ葉「北海道十勝軽やかしぼり」

「軽やかしぼり」なだけあって、牛乳を飲んでいるのに後味すっきりで、ごくごく飲める感じがしました。さらりとしていて軽いけれど甘みもあり、牛乳の風味もしっかり感じられる優れものです。筆者が購入したスーパーでは並べられている本数が一番多く、その人気ぶりがうかがえました。

コク深さ:★

甘み:★★★

風味:★★★

口当たりのよさ:★★★★

コスパの良さ:★★★★★

3:市民の味方、「コープ北海道十勝牛乳」

ひとつ前で紹介したよつ葉の牛乳と少しパッケージの雰囲気が似ていますね。味はどうでしょうか。

まず大きな違いとしては、コク深さです。『コープ北海道十勝牛乳』の方がコクがあり、少しだけずっしりとした印象。口当たりもすっきりさっぱりというよりは、なめらかさが感じられました。牛乳のまろやかさとコクをしっかり感じたいという方にぴったりです!

コク深さ:★★★

甘み:★★★

風味:★★

口当たりのよさ:★★

コスパの良さ:★★★★

4:濃厚な味わい!「サツラク低温殺菌 こだわり牛乳」

飲んだ瞬間、がつんとくる甘さに魅了されてしまいました。他の3つの牛乳と比べても断トツに甘く、この濃厚な味わいはまさに北海道の牛乳。とろっとした食感ですが、べたつきはなく、とても飲みやすいです。さらに、牛乳のあの独特なにおいもないので、苦手な方も抵抗なく飲めると感じました。

これだけ甘くてコクが深いのに、くどさがなく、口当たりも良いなんて想像できますか? 北海道民のみなさんにも、ぜひ一度飲んでみてほしいです。

コク深さ:★★★★

甘み:★★★★★

風味:★★★★

口当たりのよさ:★★

コスパ:★★★

 

以上、4種類の牛乳の飲み比べでした。こんなに美味しい牛乳を日常的に手に入れることができるなんて、本当にありがたいです。他にもたくさんの種類の牛乳があるので、いつもとは違うものにトライして比べてみるのも楽しそうですね。