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【北海道に住んで驚いた】冬至に食べるのは「甘い煮物」!? 作ってみたら意外と簡単

2020.12.13

だんだんと寒くなり、北海道では雪の降る日が続いていますが、みなさん冬支度はもうお済みでしょうか? もうすぐ冬至ということで、今回は、筆者が北海道に来て初めて出会ったかぼちゃの美味しい食べ方をご紹介します。道外出身の筆者にとっては意外な食材の組み合わせでしたが、これがとっても美味しいんです!

今年の冬至は、12月21日(月)

今年の冬至は12月21日(月)で、1年のうちでも日の出から日の入りまでの時間が最も短い日となります。季節の移ろいを感じる瞬間ですね。みなさんは毎年、冬至をどのように過ごされているでしょうか?

かぼちゃを食べるという方はいらっしゃいますか? 筆者もよくかぼちゃの煮物を食べていました。大阪府出身の筆者の母は、かぼちゃの煮物ではなく「かぼちゃのたいたん」とそれを呼んでいましたが、かぼちゃを砂糖、醤油、酒、出汁で煮たシンプルな煮物です。

北海道では、かぼちゃを小豆で煮る!

今回は、筆者がアルバイト先で北海道の方に教えていただいた食べ方をご紹介します。材料はかぼちゃと小豆だけ!

まず、かぼちゃを適当な大きさに切ります。硬くて切りにくい場合には、電子レンジで少し温めてから切ると切りやすいですよ。筆者は皮ありの方が好きですが、お好みで皮をむいても大丈夫です。

次に、かぼちゃを煮ましょう。水は、かぼちゃが少し水面から出るくらいがちょうどいいと思います。筆者は以前、水を入れすぎてしまい、おしるこのようになってしまいました。

かぼちゃに火が通ったところで、小豆を入れます! 簡単なので缶詰の小豆がおすすめです。だいたい、かぼちゃ4分の1個に1缶くらいでしょうか。小豆の量はお好みでと筆者は教えてもらいましたが、道外出身の私からすると結構多いなという印象でした。でも、食べてみるとそれくらいが甘くておいしいんです。

全体が温かくなったら、ここで一度味見をしてみましょう。甘すぎる場合には醤油を足すといいそうですよ。

これで完成です!

北海道のスーパーでは、かぼちゃと小豆缶が一緒に陳列されているのが冬至の時期には一般的だそうです。かぼちゃと小豆缶は簡単に手に入る食材ですので、みなさんも北海道民になった気持ちでお家で作ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、こちらは筆者が作ってみたものです。少しグロテスクな見た目ですのでご注意ください。

水が多く、皮付きのかぼちゃを長く煮すぎたために残念な見た目になってしまいました。でもご安心ください! 小豆缶を使えば追加の味つけはほとんど不要ですので、味は保証されています。

 

みなさんもぜひ挑戦してみてください。デザートにも、朝ご飯にもピッタリな優しい甘さです。

【画像】y.ueda、Yoshi、shige hattori、kari、遥花、椋秋ハレ、 / PIXTA(ピクスタ)