【北海道弁クイズ】これって方言だったの?一度使うとやめられない「わや」
突然ですが、筆者は北海道弁よりも関西弁の方がなじみ深い人間です。小学生時代の半分を大阪で過ごしています。そんな筆者が大阪でも北海道でも耳にした(気がする)言葉が、今回紹介する“わや”。
遠く離れた土地で共通の方言があるのでしょうか? そして“わや”とは一体どんな意味なのでしょうか? 皆さんと一緒にこの謎に迫ります!
中学時代の担任が話す「わや」が頭から離れない
今回紹介する方言は、ズバリ“わや”。どうやら北海道以外の場所でも広く使われているようです。筆者は、札幌の中学時代の担任がことあるごとに言っていたので頭に刻まれています。何となく、ニュアンスは想像つきますが「意味は?」と問われると自信がないですね。かなり広いシチュエーションで使えるのではないでしょうか。
果たして“わや”の意味とは……
A 滅茶苦茶、手を付けられない(どうしようもない状態の時に使う)
ここに挙げた意味はあくまで一例にすぎません。他にも意味はあることでしょう。しかし、たしかに何かしらの状況に出くわした時に使う言葉ですよね! “ヤバい”と同じく広く使える、非常に知っていると便利な言葉です。
この”わや”ですが、起源は関西にあるそうです。かなり歴史のある言葉で、北前船のルートに乗って北海道にやってきたと考えられているそう。筆者が大阪で耳にしていたとしても納得がいくわけです。
使い勝手のよい”わや”ですが、どんな場面で使うことが多いのでしょうか? 確認してみましょう!
「わや」はこんなに使える言葉
いくつか例文を見て、“わや”マスターになりましょう!
「今年の12月の雪はわやだわ」
意味)「今年の12月の雪は手が付けられないわ」
「ワインこぼしたと思ったら、グラス落としてさ、もうわや!」
意味)「ワインをこぼしたと思ったら、グラスも落として、もう滅茶苦茶!」
「昨日家でパーティーしたから、今うちの中わや」
意味)「昨日家でパーティーしたから、今家の中大変な状態」
こんな感じで使います。例文では取り上げませんでしたが、最近では必ずしもマイナスな場面だけで使うというわけではないようです。
皆さんもいろんな使い方を発見してみてください!
【参考】NHK札幌放送局ホームページ