【北海道弁クイズ】えっ、道産子しか知らない?奥深い方言の世界「しゃっこい」編
北海道の冬と言えば雪。今年は例年よりも多く降っている地域が多いみたいですが、毎年この時期になると、ちびっ子は登下校中に雪合戦を始めて怒られるんですよね……。これもまた冬の風物詩?ですね!
この雪合戦が今回の方言クイズのヒントです! 「……はあ?」と口をぽかんと開けないでください。雪玉を思いっきり食らった子どもはきっとこう叫んでいるはずです。
「うわあああ、しゃっこい!」 さあ、なんて言っているのでしょうか?
「しゃっこい」って、なんだ?
“しゃっこい”。子どものころ、本州暮らしの長い筆者はなんとなくニュアンスは理解できたものの、意味はわかりませんでした。誰も思いもしないでしょうが、車庫や蝦蛄は関係ないということは強く申し上げておきます。
さて、この方言の意味は……
A (とても)冷たい
どうでしょう、わかりましたか? この言葉が使われる場面に遭遇すれば、理解できるかもしれませんね! 札幌ではあんまり耳にしませんでしたが、筆者が留萌にいた頃よく友人が使っていました。“ひゃっこい”と発音する人もいるようです。
これからの時期大活躍間違いなしの“しゃっこい”。使い方を確認してみましょう!
「しゃっこい」の使われ方
冷たいという意味ですので使用場面は限られる気もしますが、いくつか挙げてみましょう!
「この水、おいしいよ」「(飲んでみて)しゃっこい!」
意味)「この水、おいしいよ」「(飲んでみて予想以上に)冷たい!」
「雪かけないでよ、しゃっこいから!」
意味)「雪かけないでよ、冷たいから!」
「今朝の水ひゃっこい!」
意味)「今朝の水とっても冷たい!」
このように水や雪に対して使う事が多いように感じますが、飲み物が冷たいことにも使います。
これから“しゃっこい”を積極的に使っていけたらいいですね! あまりにしゃっこいのも嫌ですが……。