まるで海外の絶景が広がる!圧巻の四季が楽しめる町「朱鞠内」【北海道難読地名クイズ】
さぁ、やってまいりました。北海道難読地名クイズのお時間です。
これまでたくさんの地名をご紹介してきました。紹介する漢字の難易度もどんどん上がってきています。
でも、道民なら読めて当然ですよね! 今回ご紹介する難読漢字はこちら。
高貴そう…「朱鞠内」
みなさんは、「朱鞠内」という地名を聞いたことはあるでしょうか?
この地名の読み方を知ったときの筆者の感想は、「なんだか、高貴な感じがする!」でした。ヒントになっているでしょうか(笑)
A.しゅまりない
正解は、「しゅまりない」でした。正解することができたでしょうか~。
こちらの地名の語源はアイヌ語といわれています。諸説はあるのですが、「石・高い・川(スマ・リ・ナイ)」という意味があるそうです*。
圧巻の景色がそこに。「朱鞠内湖」
朱鞠内は、国内屈指の美しさと豊かさを誇る湖「朱鞠内湖」が有名です。
広大な原生林に囲まれ、フィヨルドのように切り込んだ地形に島々が点在する湖は、ほかでは見られない景観です。四季折々・刻一刻と変化するその景色には、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。
渡り鳥が姿を見せると、春の到来です。エゾエンゴサクやカタクリなどの花々が咲き、山には黄緑から深い緑と壮観な緑のグラデーションが広がります。
夏・秋にはキャンプをすることができ、焚火やカヌーを楽しめるそう。テントやBBQ道具はレンタルできるので気軽に体験できそうです! 大自然に囲まれ、澄んだ空気の中でのキャンプは、心が和みそうですね。
なんと、冬にはワーケーションツアーもおこなっており、極寒の「朱鞠内湖」でリフレッシュしながら、お仕事ができます。ほかにも、『EXPLORE THE SHUMARI』というアクティビティでは、湖上カフェやスノーモービル、アイスフィッシングなどの体験ができます。朱鞠内にはイトウ、アメマス、サクラマスなどの魚が生息しており、無限のフィッシングポイントで釣りを楽しむことができるそう。
ぜひ、ご友人に、朱鞠内の読み方と魅力を教えてあげてください!
【参考】*アイヌ語地名リスト シベ~セツ P61-70 / アイヌ政策推進局アイヌ政策課、北海道 朱鞠内湖 公式ウェブサイト
【画像】ほっかいどう、nyanordiska / PIXTA(ピクスタ)