福島町まるわかり情報【観光・グルメ】
福島(ふくしま)町は、北海道南端、渡島半島にある港町です。漁業が盛んで、美味しい水産加工品が豊富なほか、津軽海峡沿いならではの絶景が見どころ。また、相撲の町としても有名な福島町では、相撲イベントもさかんに行われています。気候も非常に温暖で、過ごしやすい町です。
福島町の基本情報
所在地
渡島総合振興局管内、松前郡に属しています。
面積
187.28km2
人口
3,797人・2,022世帯*
*令和3年3月末現在
由来
福島についてはアイヌ語でオリカナイ(折加内)と言われてきたが、これはアイヌ語のホロカ ナイ=潮が入ってきて河水が逆流する川という意味である。(永田方正筆『北海道蝦夷語地名解』)つまり、現在の福島川の河口付近が大谷地になっていて、河水が滞流し、そこに海水が入り込んでいたことを地名としたものである。寛永元年(一六二四)月崎神社の御神託により、藩に願い出て福島村と改村したといわれている。
福島町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
・JR
JR札幌駅〜新函館北斗駅〜木古内駅 約4時間15分
木古内駅からは車で約40分、またはバスで約1時間
<道外からのアクセス>
・新幹線
東京駅〜木古内駅 約4時間
木古内駅からは車で約40分、またはバスで約1時間
・飛行機
「函館空港」の利用がおすすめ。
函館空港〜福島町 車で約1時間30分、またはバスで約2時間30分
福島町の気候
津軽海峡に面しているため「対馬暖流」の影響が大きく、道南で最も平均気温が高いのが特徴です。寒暖差も少なく、年間を通して温暖な気候となっています。
真冬でも-15℃以下になることがないため、北海道のなかでも温暖で比較的過ごしやすいといえるでしょう。
福島町のグルメ
福島町の特産品はするめや昆布で、なかでもするめの生産量は日本一です。また、漁業が盛んなため水産加工品も人気があります。
また、自然乾燥にこだわって作られ、風味が豊かな『千軒そば』は、福島町のグルメとしてたいへん有名です。
福島町の観光
2019年に新たに開始した『岩部クルーズ』により、「岩部海岸」にある数多くの秘境を巡ることができます。SNSでも大人気の秘境「青の洞窟」に行ける数少ないアクティビティです。
また、福島町は千代の山・千代の富士と歴史に残る2人の横綱を輩出した唯一の町でもあります。二大横綱の歴史や大相撲文化を知ることができる『横綱千代の山千代の富士記念館』は、相撲ファンなら一度は訪れたいスポットとして有名です。
そのほか、『青函トンネル記念館』『殿様街道』『福島大神宮』など、見どころ満載です。
イベント
・千代の富士杯争奪相撲大会(7月)
・やるべ福島イカまつり(8月)
・福島大神宮例大祭(9月)
福島町の周辺情報
福島町に隣接する自治体の情報はこちら
・知内町
・松前町
・上ノ国町
北海道の最南端ならではの、独特の景観や気候が魅力の素敵な町です。
【参考】福島町 福島町観光 BE HAPPY FUKUSHIMA
【画像】よしだやすお、rogue、CRENTEAR / PIXTA(ピクスタ)