【2025年1月オープン】営業は2年の期限付き…大空町に新たな風を巻き起こす「レトロ喫茶」（帯広市）
道東にある十勝・帯広市は一つの街の中にさまざまな特色がある地域を持つ“多彩な場所”です。
今回は、2025年1月11日（土）に帯広市大空町にオープンした喫茶店『軽食喫茶 イエローストーン』をご紹介。開店当初、オーナーは20歳。懐かしのメニューを残しつつも、若い感性で作られたレトロな雰囲気と新しさを両立させた“レトロ喫茶”です。
toc]「イエローストーン」とは
画像：北海道Likers
元々、前オーナーが同名・同じ場所で長らく喫茶店を営業していましたが、惜しまれつつも2023年に閉店しました。
そこから、縁あって東京の洋食レストランで修行していた大空町出身の現オーナー・伊藤瑠花（いとう るか）さんが直接交渉し、“2年間の賃貸契約”という条件付きで名前だけを引き継いで喫茶店をオープンすることになりました。
2年という期限付きですが、構想している店内イベントなど「思い描いたことを全部やってみるのにちょうどよいのでは」と開店に至ったそうです。契約後は、伊藤さんと親族総出で改装工事を実施し、以前の面影を残しつつ新たな『喫茶イエローストーン』が誕生しました。
開店までのストーリーにも引き込まれますが、筆者がおすすめするメニューを3品ご紹介します。
1：麺の食感に徹底的にこだわった「ナポリタン」
画像：北海道Likers
まずはじめにご紹介するのは『ナポリタン』（800円）。
太麺パスタにウインナー、玉ねぎ、ピーマンを具材にしてケチャップを絡ませた懐かしいテイストの鉄板焼きスタイルです。2.1mmのこだわりがあるパスタの麺は、理想の食感を実現すべく店主自らがさまざまなお店に足を運んで探したものだそう。
画像：北海道Likers
できたてはジュージューと音が鳴るほどあつあつなので、適度に冷ましながら味わってみてください。パスタのもちもち食感は食べ応えがあり、素朴で心まで温かくなるような家庭的な味わいです。また、100円で追加できる目玉焼きトッピングも追加することができますよ。
2：オリジナルブレンドの「ドリップコーヒー」
画像：北海道Likers
続いてご紹介するのは、『ドリップコーヒー』（450円）。
筆者は、喫茶店の個性を知ることができるメニューの一つにコーヒーがあると思っています。
コーヒー豆は、同じ大空町内で商品プロデュースなどを手掛ける『Waft Product（ワフトプロダクト）』に依頼して特別に作ってもらっているオリジナルブレンドです。
画像：北海道Likers
深煎りと浅煎りの2種類から選ぶことができますが、筆者がおすすめしたいのは深煎りブレンド。深煎り特有の苦みやコクをしっかり感じる一方、すっきりとしているため飲みやすく、すっかり気に入ってしまいました。
ちなみに、浅煎りブレンドはまだ味わっていないのですが、軽やかでクセが少ない味わいのためアイスコーヒーが特におすすめとのことです。
3：定番北海道ならではの変わり種も楽しめる「クリームソーダ」
画像：北海道Likers
最後にご紹介するのは喫茶店の定番メニューの一つ、『クリームソーダ』（600円）。
ソフトドリンクにアイスクリームを浮かべたかわいらしい見た目が「写真映えする」と人気が高いのだそう。
『クリームソーダ』は定番の炭酸メニューはもちろん、北海道限定で販売している『リボンナポリン』や『ガラナ』をはじめとする北海道ならではの炭酸飲料やオレンジジュース、カルピスなどのソフトドリンクも用意されています。
「軽食喫茶 イエローストーン」の詳細情報
画像：北海道Likers
住所：北海道帯広市大空町8-2-6
営業時間：11:00～20:00
定休日：不定休
※詳しくはInstagramをご確認ください
北海道Likersライターのひとこと
他にも一日10食限定の『喫茶店のプリン』（600円）や、おにぎり3種類やおばんざいがついたワンプレートの『おにぎりセット』（1,000円）、『やきそば』（800円）など魅力的なメニューが勢ぞろい！
季節限定のメニューも予定しているそうです。ますますお店の今後の動向に目が離せません！
帯広市大空町へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
文／村梶 友陽
【画像】北海道Likers
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※文中の価格はすべて税込みです。
