ガタタン

アツアツグルメから流氷が見られるところまで!冬こそ訪れたい「北海道の道の駅」7つ

ドライブの休憩にちょうどよい“道の駅”。

今回は、“冬こそ訪れたい”北海道の道の駅7つのご紹介です。アツアツグルメを堪能できる道の駅や流氷が見られる道の駅など、“寄り道”にはもったいないほど見どころがたっぷり詰まっていますよ。

1:スキー帰りに立ち寄りたい!温かいグルメを堪能できる「道の駅 ニセコビュープラザ」 / ニセコ町字元町

北海道でも屈指の人気観光スポット、ニセコ。自然溢れるエリアで、冬になるとウインタースポーツを目的に多くの人が訪れます。

そんなニセコの観光拠点となるのが、国道5号線沿いに位置する「道の駅 ニセコビュープラザ」。スーパーでは買うことのできない格安新鮮野菜や、冬にぴったりなメニューが揃うこちらの道の駅は、スキー帰りの休憩に最適なスポットです。

冷えた身体を温めたいときには、「フリースペース棟」へ足を運んでみましょう。ここには「農産物直売所」のほか、ソフトクリームとチーズタルトの「テイクアウトショップ ミルク工房」、ソーセージの「エフエフ」、「鉄板焼き 日々」、「べジキング」の4店舗が軒を連ねており、絶品グルメが揃っていますよ。

なかでもおすすめは「ベジキング」。ニセコ町多田農園でとれた新鮮な野菜を使ったスープをいただけます。素材の味が最大限に生かされていて、とてもおいしい……!

スキーやスノーボードで遊び疲れたら、温かいものを食べながらお腹も心も満たしてくださいね。

<施設情報>
■施設名:道の駅 ニセコビュープラザ
■住所:北海道虻田郡ニセコ町字元町77番地10(国道5号沿い)

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2:漁港を眺めながら絶品にしんそば!至福のひとときを過ごせる「道の駅みなとま~れ寿都」 / 寿都町字大磯町

「道の駅みなとま~れ寿都」は、寿都漁港に面した道の駅。小樽市から余市町を経由して道南の江差町へと続く国道229号線を車で走る人たちの休憩場所、そして寿都町の魅力を伝える観光拠点として、2008年に道の駅に登録されました。

建物の入口付近では、寿都町の歴史や昔のくらしが紹介されていて、寿都町について詳しく学べますよ。街歩きのポイントなども紹介されているので、寿都町でどこへ行こうか迷った際は必見です。

道の駅に入ると売店コーナーがあり、寿都漁港を眺めながら軽食をいただけます。

メニューは、寿都や島牧(しままき)産の天然岩海苔や名産の生炊きしらすを使った『船澗(ふなま)弁当』や、寿都産のホッケのすり身を使った『ホッケカレー』などさまざまですが、イチオシは『にしんそば』です。薄口しょうゆを使ったやさしい味の温かいつゆに、ふっくらやわらかいにしんの甘露煮と昆布がのせられています。アツアツで寒い冬にぴったり!

寿都漁港に浮かぶ漁船を眺めながら、おいしい『にしんそば』をいただく、まさに至福のひとときです。

<施設情報>
■施設名:道の駅みなとま~れ寿都
■住所:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1
⇒営業時間など詳細はこちら

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3:10種の具材でボリューム満点!芦別名物グルメを味わえる「道の駅スタープラザ芦別」 / 芦別市北4条東

みなさんは、芦別の名物“ガタタン”をご存じでしょうか? 中国の家庭料理『含多湯(ガタタン)』からヒントを得て創作したといわれている料理で、食事とともに提供されるスープとして親しまれていました。

基本とされているガタタンは、10種類以上の具材と溶き卵が入っている、豚骨や鶏ガラをベースとしたとろみある塩味のスープ。その昔、炭鉱で働く人たちのエネルギーになるということで、家庭でも食べられていたそう。とろみがあるので、冷えた身体も温まりそうですね。

ガタタンを味わうなら「道の駅スタープラザ芦別」の2階にある「ラ・フルール」がおすすめですよ。『ガタタンラーメン』や『ガタタンチャーハン』などガタタンを使ったアレンジメニューが揃っており、それを目当てに多くの人が「ラ・フルール」へ足を運びます。

訪れた際にぜひ食べてほしいのが、『ガタタン焼きそば』。白菜、ニンジン、イカゲソ、豚肉、エビ、ホタテ、椎茸、山菜、なると、玉ねぎ、きくらげなど10種類以上の具材が! 焼き目のついた中華麺のうえにはアツアツのガタタンがたっぷりとかかっており、フワッと香るごま油が食欲をかき立てます。とってもやさしい味で食べやすく、お箸が止まらない……! とろみが麺にしっかり絡み、ガタタンのおいしさを感じつつ、最後まで熱い状態で食べられますよ。

野菜たっぷりでボリューム満点のガタタンをぜひ「道の駅スタープラザ芦別」で味わってみてはいかがでしょうか?

<施設情報>
■施設名:道の駅スタープラザ芦別
■住所:北海道芦別市北4条東1丁目1番地

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4:わざわざ行く価値あり!冬の期間だけ登場する温泉から目が離せない「道の駅 森と湖の里ほろかない」 / 幌加内町字政和第一

“そば畑の面積日本一”、“日本最大の人造湖・朱鞠内湖”、“日本最寒記録マイナス41.2℃”と3つの日本一を持つ幌加内町。旭川から北西約45km、車で1時間ほどの距離です。

そんな幌加内町に「道の駅 森と湖の里ほろかない」があります。近くには、ワカサギ釣りで有名な朱鞠内湖も。ワカサギ釣りの帰りに「道の駅 森と湖の里ほろかない」へ立ち寄る人も多いそうですよ。

「道の駅 森と湖の里ほろかない」の特徴は、施設内に天然温泉施設が併設されていること。旭川や札幌方面からも温泉を目当てにたくさんの人が訪れます。

泉質は、“美人の仕上げ湯”とも呼ばれる“ナトリウム-塩化物泉”。広々とした開放感が自慢の露天風呂や内風呂、サウナなど充実した設備となっていますよ。なかでも冬の期間だけ登場する『豪雪露天風呂』はぜひとも利用していただきたいところ。周囲を雪の壁に囲まれた銀世界のなかで露天風呂が楽しめます。

また、「道の駅 森と湖の里ほろかない」の建物に入ってすぐ左手には、無料で利用できる天然温泉『三頭山の湯』を使った足湯が! ドライブの疲れを癒すのにもぴったりですね。

冬の自然を楽しみながら温泉を満喫できる「道の駅 森と湖の里ほろかない」。旭川や札幌などの都心部からは少し離れた場所にありますが、わざわざ行く価値ありです!

<施設情報>
■施設名:道の駅 森と湖の里ほろかない
■住所:北海道雨竜郡幌加内町字政和第一
※大浴場改修工事のため2023年2月1日~3月31日まで温泉施設のみ利用休止
⇒営業時間など詳細はこちら

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5:見どころ満載!ポカポカグルメと絶景を楽しめる「道の駅 流氷街道網走」 / 網走市南3条東

「道の駅 流氷街道網走」があるのは、オホーツク海に注ぐ網走川の河口付近。館内では特産品を購入できたり、2階の展望デッキからオホーツク海や知床半島を一望できたりと、見どころが満載です!

館内の2階には、地元の食材を使った料理を楽しめるフードコート「キネマ館」がありますよ。

人気No.1メニューは、アサリやホタテ、焼きちくわ、なると、天かすなどの具がたくさん入った『網走ちゃんぽん』。あっさりしていながらもアサリとホタテの旨みがしっかりとしていて、とってもおいしい……! 食べているうちにポカポカと身体が温まります。寒い冬には食べておきたい一品です。

冬の網走といえば流氷を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「道の駅 流氷街道網走」にある発着ターミナルからは流氷観光砕氷船『おーろら』が出港しており、流氷観光を満喫できます。

海へ出ると、そこには流氷が広がる北海道オホーツク海の絶景が! 思わず息を飲むような幻想的な世界を楽しめますよ。運が良ければアザラシやオオワシなどの野生動物に出会えることも。

冬の北海道観光の際には、ぜひ体験してみてください。

<施設情報>
■施設名:道の駅 流氷街道網走
■住所:北海道網走市南3条東4丁目5-1(道道網走港線沿い)

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6:超充実スポット!足湯とアクティビティを堪能できる「道の駅遠軽 森のオホーツク」 / 遠軽町野上

旭川市と紋別市を結ぶ旭川紋別道(国道450号線)の遠軽インターチェンジに隣接している「道の駅遠軽 森のオホーツク」。旭川鷹栖インターチェンジからは約1時間半、札幌からは道央自動車道と旭川紋別道を使って約3時間20分の場所に位置しています。

「道の駅遠軽 森のオホーツク」の駐車場の横には無料で利用できる足湯があり、ドライブの疲れを取るのにおすすめですよ。大きなガラス窓から、遠軽の豊かな自然の景色を楽しめます。

「道の駅遠軽 森のオホーツク」の魅力はなんといってもスキー場と直結していること。建物の裏手には「えんがるロックバレースキー場」のゲレンデがあり、道の駅の2階にある「ロックバレーロッジ」から直接ゲレンデに降りられるんです!

ロッジでは、スキーやスノーボード、ウェアなどを貸し出しているので、手ぶらで気軽に遊びに行けるのもうれしいポイント。

子どもから大人まで楽しめる「道の駅遠軽 森のオホーツク」で、素敵な冬の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
■施設名:道の駅遠軽 森のオホーツク
■住所:北海道紋別郡遠軽町野上150番地1(国道450号沿い)

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7:アクセス抜群!苫小牧の魅力がギュッと詰まった「道の駅ウトナイ湖」 / 苫小牧市植苗

北海道の空の玄関口である新千歳空港からは車で15分ほど、苫小牧フェリーターミナルからは車で20分ほどというアクセス抜群の場所にある「道の駅ウトナイ湖」。名前の通り、すぐそばには“動植物の宝庫”や“野鳥の楽園”などといわれるウトナイ湖が! 館内からは豊かな自然や湖に飛来する渡り鳥などを観ることができますよ。

ウトナイ湖は白鳥やカモ、ガンなどの渡り鳥にとっては重要な中継地で、冬には湖岸を埋め尽くすほどたくさんの渡り鳥が訪れるんだとか。これまでに270種類ほどの野鳥が確認され、バードウォッチングの人気スポットにもなっています。

せっかく「道の駅ウトナイ湖」に行くのであれば、お土産を購入しておきたいですよね。そんなときには館内に併設されている「アンテナショップ ミール」がおすすめですよ。ここには、苫小牧の特産品であるホッキ貝やハスカップを使った商品、日本野鳥の会のオリジナルグッズなどがずらり! どれもここならではの商品なので、お土産を贈る相手にもきっと喜んでもらえることでしょう。

そのほかにも、館内にはホッキ貝やホタテ、アサリ、エビ、イカの5種類の魚介が入った『ほっきシーフードカレー』が人気の「ラポ・ラポラ食堂」や、「海の駅ぷらっとみなと市場」の海産物などが並ぶ「農産海産物直売所」など見どころがたくさん!

改修工事のため現在は休館中ですが、再開したらぜひ「道の駅ウトナイ湖」で苫小牧の魅力を感じてみてくださいね。

<施設情報>
■施設名:道の駅ウトナイ湖
■住所:北海道苫小牧市植苗156-30
※改修工事のため2022年11月24日~2023年3月中旬(予定)まで休館
⇒営業時間など詳細はこちら

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今回は、冬ならではの魅力がいっぱい詰まった道の駅をご紹介しました。冬のおでかけの参考にしてみてくださいね。

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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