牛トロ丼

ボリューミーで満足感たっぷり!一度は食べたい「十勝のご当地グルメ」5つ

食料自給率が1300%を超えるといわれる食材の宝庫・十勝。そんな十勝で旅行をするならば、観光スポット巡りはもちろん、おいしいご当地グルメを味わっておきたいところですよね。

今回は、十勝のご当地グルメをご紹介します! どれもボリューム満点なので、心もお腹も満足すること間違いなしですよ。

ご当地グルメ1:十勝のご当地グルメといえばこれ!観光客からも愛される「豚丼」

十勝のご当地グルメといえば、豚丼を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。甘辛いタレをまとった豚肉が丼のうえにのり、薬味以外の具材が入っていない、とてもシンプルな料理です。

そんな豚丼の発祥は、昭和初期ごろ。農家や開拓者のためにスタミナがつく料理を提供しようと食材に鰻の使用を考案しておりましたが、当初の鰻は高価で手に入りにくかったため、豚肉を代用。炭火で焼いた豚肉に鰻の蒲焼き風のタレをかけ、ご飯のうえにのせたのがはじまりなんだそうです。

今では全国でも知られるようになり、地元民や観光客など多くの人々から愛され続けています。

【もっと詳しく】
「豚丼」に関する詳しい情報はこちら

おすすめのお店は…ここだけは外せない!行列ができる人気店「ぶた丼のとん田」

帯広駅から車で約10分の場所に位置する「ぶた丼のとん田(ぶたどんのとんた、以下、とん田)」。数多くある帯広の豚丼店のなかでもかなりの人気店で、昼どきになると、入り口近くに行列が! 地元で大人気といいながらも、全道的に人気といっても過言ではないでしょう。

店内には、多くのサイン色紙やばんえい競馬の協賛レース写真などが飾られていますよ。このお店が帯広で愛されていて、このお店も帯広が好きなことが伝わってきます。

「とん田」の豚丼は、『ロース』、『バラ』、『ヒレ』、『盛り合わせ(ロース・バラ)』、『オニオンのせ(バラのみ)』から選ぶことができますよ。どれもおいしそうで魅力的なのですが、なかでもおすすめは『盛り合わせ(ロース・バラ)』。

ロースとバラがのっており、一皿で2つの部位を味わえます。本当にどちらの部位もやわらかく、タレとも相性抜群でとってもおいしい……!

卓上には、さまざまな調味料が用意されているので、味変を楽しめますよ。なにもかけずに食べるのとはまったく違うおいしさ! おいしいからといって豚丼を一気に食べきってしまう前に、ぜひ試してみてほしいです。

<店舗情報>
■店舗名:ぶた丼のとん田
■住所:北海道帯広市東10条南17丁目2番地
⇒営業時間など詳細はこちら

【もっと詳しく】
「ぶた丼のとん田」に関する詳しい情報はこちら

ご当地グルメ2:後味さっぱり!一度は食べておきたい「牛とろ丼」

牛とろ丼とは、凍った牛肉フレークと海苔やネギなどの薬味がご飯のうえにトッピングされたもの。醤油ベースのタレをかけていただくのが基本スタイルです。

牛フレークには、十勝で良質な牛肉の生産・加工・販売を行う「有限会社 十勝スロウフード」(清水町)の『牛とろフレーク』が使用されていて、健康な牛だからこその旨みやコクを楽しめますよ。さらに、凍らしたものをトッピングしているので、後味さっぱりと重くならずにいただけるのが特徴です。

おすすめのお店は…満足感を得られること間違いなし!宿泊者以外でも気軽に立ち寄れる「ミュンヒ・ハウゼン」

帯広市街から車で約35分、とかち帯広空港からも車で約15分と便利な場所にある中札内村。そんな中札内村に「牛とろ丼」など十勝のご当地グルメを味わえるレストランがあります! その名も「ミュンヒ・ハウゼン」。

「ミュンヒ・ハウゼン」は、中札内村にある宿泊施設「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」内にあります。以前は、宿泊者に朝食のみを提供していたのですが、2022年7月からランチ営業をスタート。宿泊者以外でも気軽に立ち寄れるようになりました。

そんな「ミュンヒ・ハウゼン」の『牛とろ丼』は、ご飯のうえに「有限会社 十勝スロウフード」の『牛とろフレーク』がたっぷり! 中央に落とされた中札内産の卵との相性はバッチリで、次から次へとご飯が進みます。一度味わえば、その味の虜になること間違いなし! 十勝に来たからには、ぜひ食べて帰りたい贅沢な一品です。

そのほかにも、「ミュンヒ・ハウゼン」では『なかさつない親子丼』や『十勝の豚丼』『グランピングポークカレー』など、さまざまな十勝名物を味わえますよ。ぜひ足を運んで、十勝ならではの味を堪能してみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:ミュンヒ・ハウゼン
■住所:北海道河西郡中札内村南常盤東4線 グランピングリゾート フェーリエンドルフ内
⇒営業時間など詳細はこちら

【もっと詳しく】
「ミュンヒ・ハウゼン」に関する詳しい情報はこちら

ご当地グルメ3:町づくりのために誕生!根強い人気を集める「十勝清水牛玉ステーキ丼」

清水町の特産品であるブランド牛『十勝若牛』をカットして焼いたステーキと地元産の鶏卵を組み合わせて作られた『十勝清水牛玉ステーキ丼』。意外にも、味噌で味付けされています。

『十勝清水牛玉ステーキ丼』が生まれたきっかけは、普段から通過するだけの町であった清水町を、なんとか盛り上げて立ち寄ってもらえるようにしたいという町民の想いからきているそう。ご当地グルメを作ることが目標ではなく、町づくりのためだったというのが驚きです!

『十勝清水牛玉ステーキ丼』と名乗るには、「ステーキ肉の味付けは、協議会指定レシピに基づいた『味噌味』とする」「鶏卵の調理方法は、『味噌味ふわふわスクランブル』とする」などさまざまなルールを守っている必要があります。

このルールを守り続け、提供開始から12年目となった今でも根強い人気を集めています。

おすすめのお店は…お肉のやわらかさにびっくり!絶景が眺められる「展望レストラン とかち亭」

今回ご紹介するのは、国道274号線沿い、日勝峠からほど近いところにある「展望レストラン とかち亭」。お土産屋さんも併設しているレストランで、同店では『十勝清水牛玉ステーキ丼』が誕生した当初から提供しているそう。

レストランからは広大な十勝平野が見渡せますよ。絶景を眺めながら食事をいただけるのはうれしいですよね。

とろっとろのスクランブルエッグのうえに『十勝若牛』のステーキがたっぷりとのった『十勝清水牛玉ステーキ丼』はまさに絶品……! お肉のやわらかさに思わず驚いてしまうことでしょう。スクランブルエッグと一緒にいただくと、よりまろやかな味わいを楽しめますよ。

現在、『十勝清水牛玉ステーキ丼』は、清水町内の5店舗にて提供されています。十勝エリアを訪れる際は、まず清水町に立ち寄って贅沢なご当地グルメを味わってみてください!

<店舗情報>
■店舗名:展望レストラン とかち亭
■住所:北海道上川郡清水町清水437-5
営業時間など詳細はこちら

【もっと詳しく】
「展望レストラン とかち亭」に関する詳しい情報はこちら

ご当地グルメ4:チーズ好きにはたまらない!メディアでも紹介された十勝の新名物「ハピまんチーズ」

十勝の新名物『ハピまんチーズ』をご存じでしょうか? チーズがたっぷり入った中華まんじゅうで、とてもおいしいと大好評! テレビなどのメディアでも紹介され、一躍話題になりました。

『ハピまんチーズ』を販売しているのは、音更町にあるスーパー「Hapio(ハピオ)木野」。全道各地にあるAコープチェーンのなかの1店舗ですが、独自の品揃えやイベント、プライベートブランド商品などで注目を集めています。

『ハピまんチーズ』はそんな「Hapio(ハピオ)木野」のプライベートブランド商品。「十勝といえばチーズと小麦、そんな十勝の名物を!」との想いから生まれた『ハピまんチーズ』は、販売より3年で累計40万個を販売するほどの人気ぶりで、多くの人がこの味の虜になっています。

十勝産小麦100%使用の生地は、ほんのり甘めでモチモチの食感。なかにはよく伸びるチーズがあふれんばかり入っていて、クセが少なく濃厚な旨みを感じられますよ。

商品は個包装で冷凍販売されていることから、冷凍庫にストックして食べたいときにすぐに食べられるのがうれしいポイント! 調理方法も簡単で、袋ごとレンジで温めるだけでアツアツでふんわりした『ハピまんチーズ』ができあがります。

チーズ好きにはたまらない『ハピまんチーズ』。「Hapio(ハピオ)木野」での販売のほか、インターネット販売も行っていますので、ぜひ一度ご賞味ください!

<店舗情報>
■店舗名:Hapio木野
■住所:北海道河東郡音更町木野大通西7丁目

【もっと詳しく】
「ハピまんチーズ」に関する詳しい情報はこちら

ご当地グルメ5:圧倒的な安さ!十勝のソウルフード「インデアンカレー」

十勝のソウルフードともいわれている「カレーショップインデアン」のカレーにも注目ですよ。十勝の住民から熱烈に支持されている帯広発祥のチェーン店で、古くから絶大な人気を誇ってういます。最近では、旅行観光雑誌などにも取り上げられているそう。

同店の魅力は、お手ごろな価格でカレーをいただけること。基本のカレー『インデアン』は、なんと一杯528円(税込)からで、いくつかトッピングを追加しても、ほぼ1,000円以内で食べられます。

「カレーショップインデアン」のカレールーは、牛肉と数10種類のスパイスを煮込んで仕上げられ、何度も食べたくなるクセになる味わい。牛肉を煮込んだ『インデアンルー』、玉ネギベースの『ベーシックルー』、ジャガイモが入った甘口の『野菜ルー』の3種類から選ぶことができ、どのルーも中毒性のあるおいしさを感じられますよ。

辛さは、普通・中辛・辛口・大辛・極辛の5段階。調整できるので、小さなお子さまでも安心しておいしくいただけます。

ルーのみのテイクアウトも可能。その場合はもちろんご飯の分だけ割引になりますし、自宅の鍋などを持参すると、持参した鍋にカレーを入れてくれて容器代が割引に! 十勝・帯広では、鍋を持ってカレーを買いに行くのはよくある光景なのです。

<店舗情報>
■店舗名:カレーショップインデアン まちなか店
■住所:北海道帯広市西2条南10丁目1-1

【もっと詳しく】
「インデアンカレー」に関する詳しい情報はこちら

 

全国的に知られているものから、知る人ぞ知るものまで、十勝のご当地グルメをご紹介しました。まだ食べたことがない方は、ぜひ十勝へ足を運んで味わってみてはいかがでしょうか?

【画像】ぶた丼のとん田、studio_presence / PIXTA(ピクスタ)、グランピングリゾート フェーリエンドルフ、株式会社ハピオ

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

⇒こんな記事も読まれています
地元民こそ知っている!安くて美味しい海鮮グルメ

【北海道ラーメン】人気店から隠れた名店まで

LINE友だち追加