春国岱

意外と読めない…?北海道の絶景スポット「難読漢字クイズ」3問

2022.09.20

北海道の大きな魅力といえば、大自然がおりなす絶景スポットの数々でしょうか。

今回はそんな絶景スポットの紹介に加え、ちょっと読むのが難しい北海道ならではの難読地名クイズを織り交ぜました。それではお楽しみください!

絶景スポットその1:大雪山

まずはこちらの絶景スポット「大雪山」です。ふつう「大雪」と書かれていたら「おおゆき」と読みたくなってしまうところですが、「おおゆきやま」ではございません。

ちなみに読み方は二通りありますよ! これはさすがに簡単ですよね。

正解は、「だいせつざん・たいせつざん」でした。北海道の中央部にそびえる20以上の山々を有する火山群の総称で、正式には「大雪山系」といいます。実際に「大雪山」という山が存在するわけではないのです!

大雪山に含まれる山々の中でも最高峰は、2,291mの旭岳。これは道内でも最高峰。季節ごとにさまざまな顔を見せる大雪山系は、道民に愛され続けています。

絶景スポットその2:支笏湖

2か所目は「支笏湖」です。“笏”が読めれば何ともない地名ですが、読めないから難しいんです。とはいっても、名が知れたスポットですから正答率は高そうです。

正解は、「しこつこ」でした。“笏”を“こつ”と読めるかどうかが鍵でしたね。「支笏湖」は大変透明度が高いことで有名で、過去には11年連続で水質日本一に輝いた実績もあります。

新千歳空港からも比較的近く、アクセスの容易な絶景スポットとなっています。

絶景スポットその3:春国岱

最後はこちら「春国岱」。“国”を音読み・訓読みのどちらで読むか、そして見慣れない漢字“岱”の読み方が難読ポイントです。なんだか古文か漢文の物語のタイトルみたいな地名ですね。

正解は、「しゅんくにたい」。“国”は訓読み、“岱”は“たい”、どちらも正解した方はなかなかの漢字通もしくは北海道通ではないでしょうか。「春国岱」は北海道の東部、根室に位置する国内有数の湿地帯。ラムサール条約にも登録されており、世界的に貴重な動植物が生息しています。

 

さて、今回は北海道の難読絶景スポットについてご紹介しました。さまざまな絶景スポットが存在する北海道ですが、その地名に着目してみるのもおもしろいですね!

【参考】環境省、内閣府、国立国会図書館、公益社団法人 北海道観光振興機構
公園の特長|大雪山国立公園 / 環境省
北海道の屋根 / 内閣府
北海道の「大雪山」の正しい読み方は,「タイセツザン」か「ダイセツザン」か / 国立国会図書館 レファレンス協同データベース
支笏湖 / 北海道公式観光サイト HOKKAIDO LOVE!
春国岱 / 北海道公式観光サイト HOKKAIDO LOVE!

【画像】ホーリ、bee、tsumizo / PIXTA(ピクスタ)