凍ったタオル

【女満別空港から1時間半】オホーツクの観光スポット7つ!ひんやり体験や歴史的名所も

北海道の東部に位置する女満別空港。「オホーツクの空の玄関口」ともいわれ、道東エリアの観光拠点となる空港です。そんな女満別空港の周辺には、オホーツクならではの魅力があふれるスポットが盛りだくさん!

そこで、今回は女満別空港から1時間30分でアクセスできる、この夏に行きたい観光スポットを7つご紹介します。

1:【女満別空港から20分】夏の暑さも吹き飛ぶ!流氷世界を体験できる「オホーツク流氷館」 / 網走市天都山

網走市といえば、流氷をイメージする人も多いのではないでしょうか? 実際に流氷を見られる確率が高いのは、毎年2月中旬~3月上旬ごろと長くないのですが、「オホーツク流氷館」では1年を通じて流氷を体感できるんです!

そんな「オホーツク流氷館」は、女満別空港から車で約20分、網走湖や能取湖、オホーツク海から知床連山、阿寒の山並みまでの壮大な景色を360度楽しめる天都山(てんとざん)の山頂付近にありますよ。毎年多くの観光客が訪れ、網走市の主要な観光スポットでもあるのです。

オホーツクの生き物や流氷をテーマとした「オホーツク流氷館」では、壁一面の流氷をかたどったオブジェにアザラシやオオワシなどの生き物の映像が映されるプロジェクションマッピングを楽しめるほか、“流氷の天使”や“流氷の妖精”と呼ばれるクリオネや、“ブサかわいい”フウセンウオやナメダンゴに出会えます。クリオネは流氷が来る時期にしか見られない生物なので、とても貴重ですよ!

マイナス15℃の室内のなかで本物の流氷に触れられる「流氷体感テラス」では、濡れたタオルを凍らせる『しばれ体験』が大人気! 氷点下の寒さのなかで、濡れタオルを振り回せば一瞬でカチコチに! 凍り付いたタオルを立てて持つことができます。

この夏の暑さを吹き飛ばしたいときにぴったりな「オホーツク流氷館」。オホーツクの生き物たちを間近で見ることができたり、極寒を体験することができたりと、大人も子どもも楽しめるスポットです。網走市に訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。

<施設情報>
■施設名:オホーツク流氷館
■所在地:北海道網走市天都山244-3
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本物の流氷をいつでも見られる!マイナス15℃の世界を楽しむ「オホーツク流氷館」(網走市天都山)

2:【女満別空港から20分】獄中生活を疑似体験!北海道開拓の歴史を学べる「博物館 網走監獄」 / 網走市字呼人

正門

出典: 網走監獄

女満別空港から車で約20分の場所にある「博物館 網走監獄(以下、網走監獄)」。実際に使用されてきた旧網走刑務所の建物や歴史的資料を保存展示している野外歴史博物館です。最近では、アニメ『ゴールデンカムイ』の“聖地巡礼”を目的として訪れる人も多いんだとか。道東エリアの観光には欠かせないスポットです。

そんな「網走監獄」には、歴史的価値の高い重要文化財や登録有形文化財が数多く展示されていて、急いで見学しても約1時間、ゆっくり見て回ると2時間かかるほど見どころ満載! 歴史を感じる建物をじっくりと見学できますよ。

「網走監獄」に来たらぜひとも寄ってほしいのが、「監獄食堂」。ここでは現在の網走刑務所で受刑者が食べている昼食のメニューを再現した“監獄食”を味わえるんです!

おすすめは、米7割に麦3割を混ぜて炊いたごはんにお味噌汁、焼き魚、副菜がセットになった定食。サンマの『監獄食A』とホッケの『監獄食B』の2種類から選べますよ。白いメラニン食器が刑務所の食事をイメージさせますが、意外に豪華でおいしい……! ここでしか味わえない貴重なメニューを楽しんでみるのもいいかもしれません。

<施設情報>
■施設名:博物館 網走監獄
■所在地:北海道網走市字呼人1-1
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獄中生活を疑似体験!? 刑務所で実際に食べられている秘密のレシピを再現した「監獄食」

3:【女満別空港から30分】美しいガラス細工がずらり!癒しスポット「流氷硝子館」 / 網走市南4条

2010年にオープンした「流氷硝子館」は女満別空港から車で約30分、網走市の中心部からほど近い場所にあります。館内に入ると、食器類や花瓶といった普段使いできる商品から、シマエナガの見た目をしたキュートな商品までずらり! お土産選びに迷ってしまいそうになるほど、どれも魅力的です。

「流氷硝子館」のガラス製品は、『エコピリカ』という廃蛍光灯リサイクルガラスを原料としており、地球環境に配慮しているのが特徴。美しいオホーツクの自然や流氷がいつまでもここにあってほしいという願いを込めて、CO2排出を減らす取り組みを続けられています。

「流氷硝子館」の奥に併設されている「シーニック・カフェ 帽子岩」では、ドリンクとケーキをいただくことができますよ。流氷というより氷山のようなアイスが突き刺さった『流氷ソーダ』は、味も見た目も涼しさ満載! 暑い夏にぴったりなドリンクです。

店内からはオホーツク海を眺められ、充実した時間を過ごせること間違いなしです!

<施設情報>
■施設名:流氷硝子館
■所在地:北海道網走市南4条東6丁目2-1
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まるで小さな流氷。オホーツクの美しさを手に取れる癒しスポット「流氷硝子館」(網走市南4条)

4:【女満別空港から1時間10分】ちょっと珍しい!キタキツネと間近に触れ合える「北きつね牧場」 / 北見市留辺蘂町

女満別空港から車で約1時間10分、北見市留辺蘂町の温根湯(おんねゆ)温泉郷に「北きつね牧場」があります。道内の動物園でもキタキツネは飼育されていますが、「北きつね牧場」では、なんと50匹余りのキタキツネとエゾタヌキを間近に見ることができるんです!

通常の動物園では柵のなかにいる姿しか見ることができませんが、「北きつね牧場」では遊歩道の脇をキタキツネが自由に歩き回ったり、寝転んだりしていますよ。顔を近づけるとマスクを取られたりするので注意してくださいね。

生まれたばかりの子ぎつねたちを間近で見たいときは、『こぎつねハウス』へどうぞ。小さい体つきで、とってもかわいい……! まるでキタキツネの幼稚園ようです。

キタキツネと聞くとエキノコックスが心配になりますが、「北きつね牧場」ではエキノコックス感染症の対策を万全にしているのでご安心を。入園料は大人(高校生以上)が500円、中学生400円、小学生300円、幼児無料というお手ごろな価格なので、家族旅行のおでかけ先にもおすすめですよ。ぜひ、寄ってみてくださいね。

<施設情報>
■施設名:北きつね牧場
■所在地:北海道北見市留辺蘂町花丘52番地1
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5:【女満別空港から1時間20分】ユニークな水槽から目が離せない!「北の大地の水族館」 / 北見市留辺蘂町

女満別空港から車で約1時間20分の場所に位置する「道の駅 おんねゆ温泉」。この道の駅の敷地内に、ユニークな展示方法で人気の水族館「おんねゆ温泉 北の大地の水族館 山の水族館(以下、北の大地の水族館)」があります。

日本で唯一の水族館プロデューサー中村元さんの手によって、2012年にリニューアルオープン。小さな水族館ですが、中村さんの想いがギュッと詰まっています。

館内に入ってまず見えてくるのが、日本初の“滝つぼを見上げる水槽”。上から滝のように水が流れる水槽に思わず感動してしまうことでしょう。水槽のなかには、ヤマメやオショロコマ、アメマスなど北海道の渓流に棲む魚が展示されています。

ほかにも、魚が川上りする姿を見られる“ジャンプ水槽”や、おんねゆ温泉の温泉水を利用してアマゾンの熱帯淡水魚を飼育している“新熱帯区の川水槽”など見どころたっぷりです。

<施設情報>
■施設名:おんねゆ温泉 北の大地の水族館 山の水族館
■所在地:北海道北見市留辺蘂町松山1-4
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6:【女満別空港から1時間20分】足湯とアクティビティを堪能!超充実スポット「道の駅遠軽 森のオホーツク」 / 遠軽町野上

2019年12月に北海道で125番目の道の駅としてオープンした「道の駅遠軽 森のオホーツク」。スキー場に併設された道の駅で、女満別空港からは車で約1時間20分で行くことができます。

そんな「道の駅遠軽 森のオホーツク」では、いろんなアクティビティを体験できますよ。夏には木の上に張られたワイヤーやはしごを渡って空中散歩ができる『ツリートレッキング』や、スキー場の地形を生かした『ジップライン 森のOWL』など、子どもから大人まで楽しめるものがいっぱい!

アクティビティの後に身体を休めたいときには、駐車場の横にある足湯がおすすめです。なんとこの足湯、無料で入ることができるんですよ。大きな窓ガラスからは遠軽の豊かな自然の景色を眺めることができ、心も身体もリフレッシュすること間違いなし!

魅力満載の「道の駅遠軽 森のオホーツク」で、素敵な夏の思い出を作ってみませんか?

<施設情報>
■施設名:道の駅遠軽 森のオホーツク
■所在地:北海道紋別郡遠軽町野上150番地1(国道450号沿い)
■電話番号:0158-42-4536
■営業時間:1階トイレ・休憩スペース 24時間、足湯 9〜18時、ショップ 9〜18時、フードコート
9〜18時
■休館日:年中無休

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7:【女満別空港から約1時間30分】地球と人のストーリーを体感!「白滝ジオパーク」 / 遠軽町内

女満別空港から車で約1時間30分、遠軽町にある“白滝ジオパーク”。大地や動植物などの自然、地域の歴史・文化とのつながりを楽しく学べる大地のテーマパークです。

パークと名がついていますが、その規模はまさに規格外! 北海道の中でも4位の面積を誇る遠軽町全体がパークの舞台となっています。

町内には、黒曜石についての展示や石器づくりなどの体験メニューが楽しめる白滝ジオパークの拠点施設「白滝ジオパーク交流センター/遠軽町埋蔵文化財センター」や、溶結疑灰岩(ようけつぎょうかいがん)でできた落差28メートルのダイナミックな滝「山彦の滝」、遠軽町のシンボルともいわれている大きな岩「瞰望岩(インカルシ)」など、見どころがたくさん!

各“ジオサイト”を一度でまわり切るのは大変なので、白滝ジオパークの拠点施設である「白滝ジオパーク交流センター」で行きたい場所の情報を得てからまわるのをおすすめします。

<施設情報>
■施設名:白滝ジオパーク交流センター/遠軽町埋蔵文化財センター
■所在地:北海道紋別郡遠軽町白滝138-1(遠軽町白滝総合支所内)
■電話番号:0158-48-2020
■営業時間:9~17時
■休館日:
【夏期営業期間(5~10月)】休館日なし
【冬期営業期間(11月~翌4月)】土・日曜、祝日、年末年始(12月31日~翌1月5日まで)

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女満別空港の周辺には、魅力的な観光スポットが盛りだくさん! ぜひ参考にしてみてくださいね。

【画像】網走監獄、白滝ジオパーク

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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