【札幌から1時間半】初夏の味とのんびりした時間を楽しむ「週末下道ドライブ」
いよいよ夏が近づいてきた北海道。緑が豊かになりはじめ、食材もおいしく、いいことづくしの季節ですよね。
そんな季節だからこそ、下道で北海道の風景を楽しみながらのんびりドライブを楽しむのはいかがでしょうか? 今回は、札幌から車で1時間30分ほどで行けるおすすめのドライブスポットをご紹介します!
目次
1:一面が黄色に!絶景を楽しむ「菜の花畑」 / 安平町追分
全道に広く栽培されているため、目にすることはそんなに珍しくもない菜の花。しかし、そんな菜の花が咲くスポットのなかでも、安平町の菜の花畑は絶景!
安平町追分地区は丘陵地帯に畑があるため、波打つような地形の上に花が咲くのが特徴。その独特な地形が、美しい菜の花畑を演出しているんです。
畑のなかには展望台もあり、高い場所から一面黄色の菜の花畑を見渡せるのも人気のポイント。畑と空の広さを全身で感じられる特別なスポットになっていますよ。
安平町の菜の花畑がまとまった『菜の花マップ』は、あびら観光協会のホームページに掲載されています。「道の駅あびらD51ステーション」にはチラシが設置されているので、最初に立ち寄るのがおすすめです。
息を飲むような目の前の絶景と鼻をかすめる菜の花の香りを、安平町で体験してみてはいかがでしょうか?
【もっと詳しく】「安平町 菜の花畑」に関する詳しい情報はこちら
2:どこか懐かしい!アットホームな空間が魅力「そば哲 遠浅店」 / 安平町遠浅
安平町遠浅(とあさ)地区にある「そば哲 遠浅店」。アットホームな雰囲気でおいしいおそばがいただけます。
店舗は古民家をそのままお店として利用しているため、まるで親戚の家にあそびに来ているかのような落ち着いた空間。懐かしい雰囲気と、窓から覗く自然がリラックスできる環境を作り出しています。
「そば哲 遠浅店」のそばは、道内産のそばと自家栽培のそばを使い、お店で製粉を行っています。大きさの違う石臼2つを使って挽き、それをブレンドすることでそばの食感や香りを楽しめるように工夫しているそう!
安平町内の一部の飲食店で行われている、菜の花または菜の花商品(油・はちみつなど)を使用したメニューや菜の花畑がイメージできるフォルムのメニューを提供する『菜の花もぐもぐメニュー』にも参加しています!
同店でいただけるのは、安平町の菜の花畑を食で感じられる『菜の花たぬき冷やしそば』。さっぱりとした冷やしそばに、菜の花をナムルと天ぷらがのっており、菜の花のナムルのごま油が良いアクセントになっています。そばと一緒に食べることでまた違う味わいで楽しむことができますよ!
天ぷらは、店舗敷地内の畑で栽培されている野菜がおもに使われているため、旬の味わいを楽しめるのが嬉しい……! そばも野菜も空間も、全てを楽しめる素敵なおそば屋でゆっくりと休んでくださいね。
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店舗名:そば哲 遠浅店
■住所: 北海道勇払郡安平町遠浅594
「そば哲 遠浅店」に関する詳しい情報はこちら
3:地元民が通う!素材を活かしたアイスクリーム「花茶(かちゃ)」 / 千歳市泉郷
新千歳空港から車で20分ほど、農業がさかんな千歳市北東部・泉郷地区にある「花茶(かちゃ)」。黄色い外壁と、戸建てのような可愛らしい外観が特徴のアイスクリーム店です。
自家栽培の野菜やフルーツを使ったアイスクリームが常時12〜17種類ほど提供されており、季節や旬に合わせて限定のフレーバーが変わるため、リピーターが後を絶ちません。それほど何度食べても、何を食べてもおいしい人気のお店なのです。
人気のフレーバーは、『カボチャ』と『ハスカップヨーグルト』(ミルクやヨーグルトにベースに変えて提供)。素材の甘さをしっかり感じられる自家栽培のカボチャは、ミルクとの相性がバッチリ。ハスカップは独特の甘酸っぱさとヨーグルトの味わいでさっぱり食べられるおいしさですよ。
天気がいい日は外にあるベンチで食べることもできます。雄大な自然が広がるお庭で、ゆっくりとアイスクリームを楽しむのもいいですよね。天気がいい日は恵庭岳など支笏湖周辺の山々がきれいに見え、これからの季節はお庭にいろんな花々が咲くので、とても癒されます。
素材のおいしさたっぷりの絶品アイスクリームをぜひ一度味わってみてくださいね!
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店舗名:花茶(かちゃ)
■住所:北海道千歳市泉郷479
⇒営業時間など詳細はこちら
「花茶(かちゃ)」に関する詳しい情報はこちら
4:コーヒーみたいな温泉!? 「ユンニの湯」 / 由仁町伏見
札幌から車で1時間ほどの距離にある由仁(ゆに)町で、人気を集めている温泉「ユンニの湯」。ドライブにもちょうどいい距離感で、札幌からのお客さんも多く訪れています。
「ユンニの湯」では、その温泉水の色に注目! 地下1,300mより湧き出る温泉はコーヒー色をしており、お湯には炭酸イオンが含まれ、ぬめりが感じられます。泥炭地帯の地下水が、数千年前の石炭層に浸透してこの色になっているのだそう。
「ユンニの湯」に併設されているレストラン「ゆにごこち」では季節に合わせた料理を楽しめます。入浴の前でも後でも、こちらでゆっくりと食事をとるお客さんが多いんですよ。
日帰りで楽しめるのに、日常から少し離れて癒しを感じられる人気の温泉「ユンニの湯」で、日頃の疲れを洗い流してみてはいかがでしょうか?
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店舗名:ユンニの湯
■住所:北海道夕張郡由仁町伏見122番地
「ユンニの湯」に関する詳しい情報はこちら
5:愛され続けて100年以上!歴史が詰まった「小林酒造」 / 栗山町錦3丁目
札幌から1時間ほどの距離に位置する栗山町。そんな栗山町には日本遺産『炭鉄港』の構成文化財に指定された「小林酒造建造物群」があります。
『北の錦』の酒蔵として知られる「小林酒造」。敷地内にはレンガ蔵が18棟あり、その規模の大きさや歴史の長さを実感できます。
酒蔵見学実施時以外は蔵の中に入ることはできませんが、建物を外から見学することは可能。敷地内の各所には歴史を感じさせる貴重な資料が展示されています。
1878(明治11)年に初代小林米三郎氏が札幌で酒造業をスタートさせたことをきっかけに今日まで引き継がれる「小林酒造」の壮大な歴史に直接触れられる機会はとっても貴重ですよ! 前日までの予約制ですが、1897(明治30)年に建築された二代目小林米三郎氏(小林家では歴代の社長が初代米三郎の名前を襲名)の住宅「小林家」の中を見学できるツアーもあります。
敷地内にある「蔵元 北の錦記念館」では、日本酒やオリジナルグッズなども購入できます! ここでしか買えない限定商品や、お酒が飲めない方でも楽しめる甘酒を使ったお菓子なども販売中のため、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
【もっと詳しく】<店舗情報>
■店舗名:蔵元 北の錦記念館(小林酒造直売所)
■住所:北海道夕張郡栗山町錦3丁目109番地
「蔵元 北の錦記念館」に関する詳しい情報はこちら
札幌から少し足を伸ばすと、まだまだ知らない北海道の魅力あふれるスポットがたくさんあります。
お休みの日にはゆっくりと時間をとって、ドライブに出かけてみるのはいかがでしょうか。
【画像】ユンニの湯、小林酒造株式会社
※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
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