高橋さんと渡辺さん

オシャレママが選ぶ「コロナ明けの旅先候補」は…北海道で子どもと体験したいこと

北海道のさまざまな魅力を深くご紹介してきた連載、HOKKAIDO LOVE! な人。今回は、旅先としての北海道を語るスペシャル対談です。

今回お話を伺ったのは、北海道出身のファッションライター・高橋志津奈さんと、北海道には何度も足を運んでいるというフリーランスクリエイティブディレクター・渡辺由香さん。友人同士であるお二人は、同じファッション業界で活躍する傍ら、小学生のお子さんを持つ母でもあります。

東京在住でありながらも、北海道の魅力をよく知るお二人に、北海道内で行きたいスポットや気になる体験を教えてもらいました。

高橋 志津奈さん

高橋 志津奈(たかはし しずな)

北海道・小樽出身、札幌育ち。ママ層のバイブル「VERY」連載を持つ大人気ファッションエディター。
22歳・社会人、18歳・大学生、9歳・小学3年生の母。2女1男の母としての経験とセンスは多くのママ層からの支持を受ける。

渡辺 由香さん

渡辺 由香(わたなべ ゆか)

元「MERCURYDUO(マーキュリーデュオ)」のクリエイティブディレクター。2016年にはブランド「ELENDEEK」を立ち上げ、芸能人のファンも多数抱える人気ブランドに。
10歳・小学4年生の母。家族で北海道へ旅行に行くことが多く、とくに道東・十勝エリアへの旅行経験が多い。

今はハワイより北海道

高橋さんと渡辺さん

プライベートでも親交があるという高橋さん(写真左)と渡辺さん(右) ※撮影時のみマスクを外しています

ーコロナ禍になる前と今、家族で行きたい場所に変化は?

渡辺さん:今まではよく家族でハワイに行っていたけど、ハワイ行くなら沖縄でもいいし、犬を買い始めたこともあって家や国内で十分楽しい。地方にセカンドハウスをもちはじめた友人もいるよね。

高橋さん:うちもよく行っていたけど、ハワイはそんなに焦って行こうとは思わないな。ハワイに行っても結局は海かプールで泳ぐくらいなので(笑) それでいうと北海道は何回行っても足りない感じがいい。

ー人気のスポットは?

高橋さん:よく聞くのは知床だよね。こないだ夫も知床行きたいと言っていた。

北こぶし知床 ホテル&リゾート

流氷を見渡せるサウナ『UNEUNA(ウネウナ)』 提供: 北こぶし知床 ホテル&リゾート

渡辺さん:そうだね。「北こぶし 知床 ホテル&リゾート」のサウナが話題。私も行ったけど、サウナから流氷が見られる唯一のスポットで、友人サウナーたちには人気だね。サウナも最近ずっとブームで友人にもすごく好きな人が多い。水風呂の代わりに湖に飛び込める施設がある、十勝や洞爺湖も人気らしい!

<LOVE! 情報>
■スポット名:北こぶし 知床 ホテル&リゾート
■住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地

大人もゾクゾク…リアルな体験が気になる

ー北海道に行くならどこにいく?

高橋さん:知床のネイチャーツアーを体験してみたい! なかでも知床湿原を熊鈴をもって歩いて野生動物を観察するツアーが気になっている。体験した知人が橋の上から川でクマが鮭をとっているのを見たという話を聞いて。そのときはガイドさんの言うとおりに適切な距離をとっていたらしいんだけど。怖そうだけど、そんな体験を一度はしてみたいなって。

渡辺さん:私もそれは気になっている。前に知床へ行ったときは、クマの出没が多いから中止になってしまって。

さまざまなツアーがあるけど、「北こぶし知床」からすぐのところでも体験できるから、知床は子どもも親も楽しむのに最適かも。流氷ウォークも体験してみたい!

車中から見たシカ

北海道旅行中に出会ったシカ(渡辺さん提供)

野生動物でいうと、地元の人にとっては普通のことなんだろうけど、道内移動中に車から野生動物が見えると娘は大興奮。何回も北海道に行くなかで「今回はシカ何頭いた!」みたいな感じで喜んでいる。

高橋さん:子どものころ(札幌に住んでいたころ)は、祖父の家に行くときはいつもシカとかキツネを見つけていたな~。今となっては車にぶつからないか不安だけど、子どもがテンション上がる気持ちはわかる。

ノースサファリサッポロ

「ノースサファリサッポロ」でコツメカワウソとタッチ(渡辺さん提供)

渡辺さん:野生動物ではないけど「ノースサファリサッポロ」はすごくゾクゾクした……! 園内の看板に「危険です」「全て自己責任です」って書いてある変わった動物園。

ワニがいる池の上にかかっている橋を歩くんだけど、掴めるロープが一本あるだけで。ちょっとやんちゃな子だったら落ちちゃうんじゃないかって怖かった……。ほかにもライオンに肉をあげたり、ピラニアの水槽を歩くこともできたよ。

高橋さん:怖い……でもちょっと気になるね。

渡辺さん:公共の動物園ではなかなかできない経験だったからおもしろかったな。いろいろな動物に触れられるのがリアルで楽しかった!

<LOVE! 情報>
■スポット名:ノースサファリサッポロ
■住所:北海道札幌市南区豊滝469-1

歴史もロケットも!子どもの世代に合わせて行き先を選べる

ー子どもと行く北海道。旅先の選び方は?

高橋さん:とはいえ、道路から見える野生動物で喜ぶのも小学生くらいまでだから、中学生くらいにはそれこそ歴史が学べるような場所を選ぶといいかも。例えば「トラピスト修道院」とか「五稜郭」とか、歴史があるものを見せてあげたい。函館や小樽は、歴史も長いから学べることも多いし、食べ歩きも楽しめるし、街並みもきれい。函館に娘を連れて行ったときは楽しかった!

阿寒湖アイヌコタン

阿寒湖アイヌコタンで(渡辺さん提供)

渡辺さん:たしかにね。娘はまだ小学4年生だから動物がいるだけで興奮しているけど、歴史にも興味をもちはじめているから、「阿寒湖アイヌコタン」に行ったときは楽しんでいたな~。アイヌの楽器ムックリの体験をさせてもらって。大人も知らないことばかりだから一緒に楽しめたのが良かった。

高橋さん:歴史好きなんだ! 家族でトマムにあるリゾート施設に泊ったことがあるんだけど、小さい頃はリゾートのアクティビティで十分楽しんでくれたのに大きくなってくるとそんなことはなくて。だから親も一緒に学べるようなものに興味をもってくれるといいよね。

渡辺さん:そうなの。だから行き先を選ぶときは、子どもが興味のあるコンテンツがありながらも親もしっかり楽しめるところを選ぶようにしている!

©2021 MEMU EARTH HOTEL photo by Norio Kidera

©2021 MEMU EARTH HOTEL photo by Norio Kidera

また行きたいと思っているのは大樹町にある「MEMU EARTH HOTEL(メムアースホテル)」。“地球に泊まり、風土から学ぶ”というコンセプトのホテルで、広大な敷地に一軒家がポツンと建っているの。本当に素敵なホテルだから大人は満喫できる!

そこのすぐそばにロケット打上げをする「北海道スペースポート」というのがあって、数年後には頻繁にロケット打上げを見られるようになると思う。だからロケットに興味がある子にはぴったりだし、子どもが新しく宇宙に興味をもつきっかけになるかも。

高橋さん:うちの息子が興味もっていた! 夢があるよね。

MEMU EARTH HOTEL

夏に訪れた「MEMU EARTH HOTEL」(渡辺さん提供)

渡辺さん:家族でロケット見て、「メムアースホテル」に泊まるのはなんか今っぽいね。

<LOVE! 情報>
■スポット名:MEMU EARTH HOTEL(メムアースホテル)
■住所:北海道広尾郡大樹町芽武158-1

ー最後に、子どもとの北海道旅行の魅力は?

高橋さん:北海道に行くとほかの府県の旅行とは息子の反応が違うの。土地の広さが比じゃないからか、どこに降り立っても「なんかすごいとこ来た!」って反応している(笑) そういう反応をされるとまた連れていきたくなる。国内にいながら世界は広いということを少しでも感じてもらえたらうれしい。

北海道で乗馬体験

乗馬が大好きな渡辺さんの娘さん。北海道での乗馬は景色も醍醐味(渡辺さん提供)

渡辺さん:娘は乗馬もすごく好き。東京近郊では結構高いけど、北海道では乗馬体験を気軽にさせてあげられるのがうれしい。今は歴史も好きだけど、これから興味が変わっていっても受け止めてくれる包容力を感じる。南もいいけど北の遊びの幅の広さにはいつも驚かされています。

ーありがとうございました!

 

―――街も自然もある北海道の包容力は唯一無二。待ち望んだ次の旅行先は、北海道にしませんか。

今回紹介したスポットはこちら!

「HOKKAIDO LOVE! な人」とは:
日常のなかに潜んでいる“北海道が好き”という気持ちを深堀り、本当の北海道の魅力を再発見する企画です。北海道に住む人ならきっとだれもが抱いたことがあるだろう「やっぱり北海道が好き」という感覚。きっとそこには、北海道でしか体験できないこと、北海道でしか堪能できない味、北海道でしか出会えなかった人……1人ひとりにそんな特別な存在があるはず。インタビューには北海道愛に溢れる“HOKKAIDO LOVE! ”な面々が揃います。あなたの“HOKKAIDO LOVE! ”はなんですか?

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北海道の魅力を堪能するなら……

【画像提供】渡辺さん、北こぶし知床 ホテル&リゾート、MEMU EARTH HOTEL

※本対談は、新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で実施いたしました。撮影時のみマスクを外しています。

Sponsored by Hokkaido Government, Hokkaido Tourism Organization, Hokkaido Airports Co.,Ltd.