地元民でも知らないかも!? 手軽に絶景に出会える「穴場的フォトスポット」
世界で唯一、馬がそりを曳く競馬が見られる競馬場「ばんえい十勝」。競馬場でありますが、実は競馬をする目的以外でも楽しめるポイントがいくつかあります。
今回は、ばんえい競馬ファンの筆者が「ばんえい十勝」にあるおすすめスポットをご紹介します!
競馬目的じゃなくても足を踏み入れる価値あり!
「ばんえい十勝」の楽しみ方。そのひとつが2階からの景色です。
2階へは2021年に改装されて綺麗になったエレベーターを使って上がることができます。
※レース開催日のみ。開催日以外は外のスタンド席から2階部分まで上がることができます。
たかが2階とあなどるなかれ!
「ばんえい十勝」の現在の建物は1974年に作られたもので、2階部分の床は地上5.4m。一般的な住宅の2階部分は平均3~3.5mなので、それよりも2mほど高く、屋根に上ったくらいの感覚の高さです。
ここでしか見られない有意義な景色
2階のコース側北面は全面ガラス張りになっており、見晴らしは最高。寒い日でも暖かい室内からこの景色を堪能できます。
コースよりさらに北側には調教エリアや馬事公苑スポーツセンター、西側には帯広開拓以前からの原生林が残る西町公園があり、周囲に高い建物が少ないこともこの景色の価値を高めていると感じます!
陽が傾きはじめたらゴールデンタイム
日没を迎えるころになると、ちょうど夕陽がコース向かって左手に沈んでいくので、次々と空の色を変えていく夕陽をじっくりと眺めることができます。とくに夏場がおすすめで、レースのある土曜・日曜・月曜は馬たちが太陽に向かって走る! そんなちょっと熱い光景が見られます。筆者が思う、地味にポイントの高いところです!
馬がどこから歩いてきて、レース後どのように去っていくかなど、華やかなレース時以外の馬たちの様子が見られるのもここからの眺めの醍醐味のひとつです。
十勝の日照時間は全国平均を上回る年間2,000時間以上。つまり、ここで素晴らしいお天気に恵まれる確率もほかの地域と比べて断然高くなってきます。
こんなにも美しい景色を手軽に楽しめる「ばんえい十勝」。カメラ族のみなさん、そして新しいスマホの力を試したいユーザーさんも、ぜひこの素晴らしい景色をあなたの感性で切り取ってみてください。
人馬一体のレースは終わってからも人馬一体。人と馬との心の距離が近さを感じられるのも「ばんえい十勝」の魅力です。ぜひ一度2階からばんえい競馬を楽しんでみてください。
<施設情報>
■施設名:ばんえい十勝(帯広競馬場)
■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■電話番号:1055-34-0825
■営業日:毎日(ばんばレースは土曜・日曜・月曜が基本開催日)
※レース開催日等はホームページをご覧ください
■営業時間:開門~17時
■公式HP:https://banei-keiba.or.jp/
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