【この畑なんの畑】違いがわかれば野菜のプロ!? 北海道でよくみるこの畑で育てている作物は…
北海道を車で移動していると、畑を目にすることが多いですよね。
みなさんは畑の作物が何か、見ただけで答えられますか?
今回は一見簡単ですが、完璧に正解するのはとっても難しい畑の作物クイズです!
この畑では何を育てている?
それでは問題です。写真の野菜は何でしょうか?
こんなの簡単だ!と思う人もいるかもしれませんが、みなさんが普段口にしているものとはちょっと違うんです。
わかりましたか?
正解は“牛用のトウモロコシ”
正解はトウモロコシはトウモロコシでも、おもに牛の餌として栽培されている“デントコーン”でした!
トウモロコシだとわかった人のなかでも、普段食べているトウモロコシとは違うことまで気づけたら野菜のプロ間違いなしです!
デントコーンは甘くない…
デントコーンとは先ほど紹介したとおり、おもに牛の餌として利用されるトウモロコシです。
一方で、普段私たちが食べているトウモロコシを“スイートコーン”といいます。スイートコーンは実の部分に糖分が多くなるように品種改良されているため、実が甘くておいしいのが特徴。
それに対しデントコーンは実の部分だけでなく、茎や葉も丸ごと牛の餌にするため栄養が全体に広がっているんだそう! そのためスイートコーンと比べ甘味はかなり少ないです。
見分けるときは2点に注目!
そこで気になるのはデントコーンとスイートコーン、どこを注目すれば見分けられるのかということ。
注目のポイントは“葉”と“背の高さ”の2つです!
スイートコーンは写真のように葉が大きく広がっていて、背の高さも1.5メートルほどと人より少し小さめのサイズ。
一方で、デントコーンは葉がバンザイをするように上に向いています。背の高さも2.5メートルと人よりも高いのが特徴です。
さっそく筆者も家のまわりにあるトウモロコシ畑で見分けられるかチャレンジしたのですが、1つ注意が必要なことがわかりました!
今年の北海道は雨が少なく、スイートコーン、デントコーンともに背が低いため背の高さだけで判断すると間違えてしまいます! 今年はとくに葉の向きに注目すると上手に見分けられそうです!
トウモロコシ畑を見つけたときには、人が食べられるトウモロコシか、牛用のトウモロコシかチェックしてみると畑に囲まれた道のドライブもぐっと楽しくなりそうです!
【画像】kikisorasido、gonbe、川村恵司 / PIXTA(ピクスタ)
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