げっぱにはなりたくない!運動会でよく言っていたセリフも方言だった
北海道にはたくさんの方言があります。なかには知らないと、単語だけでは意味がわからないような方言もあるんですよね。今回はそんな北海道弁「げっぱ」のご紹介です。
「げっぱ」とは?
あなたは「げっぱ」と聞いて単語の意味がわかりますか? 生理現象の「げっぷ」が変化して「げっぱ」になったなどではないですよ。
筆者は小中学生のときによく聞いていた気がします。とくに運動会ではどこかからきっと聞こえてくる単語です。
使い方をあげるとすると、「かけっこげっぱだった~」や、「げっぱにはなりたくないっしょ」などの会話を思い浮かべます。あまりいい意味ではなさそうですね。
そんな「げっぱ」の意味とは……
A:最下位、ビリ
「げっぱ」とは北海道弁で「最下位」や「ビリ」という意味を表します。「げれっぱ」、「げれ」という場合もあります。方言だと知らないとまったく意味がわからないかもしれませんね。
もしどこかで、「かけっこげっぱだった~」と悲しんでいる子どもがいたら、「気にしないでいいよ!」や「次がんばろう!」とぜひ声をかけてあげてください。きっと元気づけることができますよ!
ちなみに、北海道だけでなく津軽弁などでも同じように使われているそうです。
以上、少し難しい北海道弁「げっぱ」でした。
もし何かで「げっぱ」になっても、そんなに気に病まないでくださいね!
【参考】北海道弁 / 中標津町、クロスワードに挑戦! / つがる市
【画像】CORA、NOV、masaya / PIXTA(ピクスタ)