エンレイソウ

北海道民ならわかる?花言葉は「叡智」北海道を代表するこの花の名前は…

突然ですが、クイズです! この写真の花の名前、わかりますか?

ヒントは、「エ」から始まることと、北海道大学の校章にもなっていることです。

正解は“エンレイソウ”。今回はエンレイソウについて簡単に紹介していきます。

基本情報

エンレイソウは、低地や山地に生える、高さ15cmから3cmの花です。花は紫色で花びらも葉も3枚であるという特徴を持っています。

ちなみに、ミヤマエンレイソウとオオバナノエンレイソウは白い花を咲かせ、オオバナノエンレイソウは北海道大学の校章のモチーフにもなっています。開花時期は4月から6月で、北海道の春を象徴する花といえます。葉に比べて花がとても小さく、大きな葉がドレスのように見えるため「森の貴婦人」とも呼ばれています。

生息している場所

道内では身近な場所に生息しています。名所は、北海道大学構内、平岡公園、西岡公園、帯広市野草園、釧路湿原国立公園など。

市の中心部から車で行ける範囲で見られるのはうれしいですね。鑑賞するときは、葉がドレスのように見えるような角度からぜひ見てみてください。エンレイソウの可憐さが伝わってくると思います。

花言葉

エンレイソウの花言葉はとても素敵なんです。それは、「奥ゆかしい美しさ」「叡智」。小さな花がドレスを着たように見えるその姿は、まさに奥ゆかしい美しさそのもの。「森の貴婦人」という異名にぴったりな花言葉ですね。

 

近所を歩くときは季節の花々にも目をむけてみてくださいね。

【参考】
エンレイソウ(延齢草) | 建設部まちづくり局都市環境課
ななえの草花 | 七飯町歴史館

【画像】joemine、Leemu、mi、northowl、MakiEni / PIXTA(ピクスタ)