北海道遠別町から見た夕暮れの利尻山(利尻富士)

遠別町まるわかり情報【観光・グルメ】

遠別(えんべつ)町は、稚内から約90km南下した日本海沿いに位置する町。日本最北の水稲の地として、古くから水稲栽培がさかんです。夕陽の美しい町としても知られています。

遠別町の基本情報

所在地

留萌振興局に属す、日本海側の町です。

面積

590.90km2

人口

2,533人・1,314世帯*

*令和3年3月末現在

由来

アイヌ語「ウイエぺツ」(相語る川)からの転訛

引用:市町村名の由来 遠別町 / 北海道留萌振興局

遠別町へのアクセス

<札幌からのアクセス>

札幌市から車で約4時間。

札幌駅前から高速バス『はぼろ号』で約4時間。

<道外からのアクセス>

「稚内空港」の利用が便利です。

「稚内空港」から車で約1時間30分。

遠別町の気候

気候は寒冷ですが、日本海を流れる対馬暖流の影響を受けるため、9月から10月にかけてはとくに穏やかな気候です。

2020年の平均気温は7.9℃。

<夏>

2020年8月の平均気温は、20.4℃、最高気温は31.3℃。

<冬>

冬季は内陸に比べ極端な冷え込みも少なく北海道内では暮らしやすい地域でしょう。

2020年2月の平均気温は-5.0、最低気温は-23.4℃。

遠別町のグルメ

日本最北のもち米産地の遠別町は、米・野菜・肉・魚などの特産品も豊富。

もち米『はくちょうもち』は柔らかさが長続きするため、コンビニのおこわなどにも使われています。

純米酒『北吹雪』は、遠別産もち米『はくちょう』を100%使って仕込んだ純米酒。日本酒の原料としては珍しいもち米から造られる味は、端麗辛口ながら、優しい香りとまろやかな口当たりです。

そのほか、ホタテや煮ダコなどの海産物や、コロッケの中にホタテとたこ足でコリコリとした食感を出したB級グルメ『まるごと遠別コロッケ』が人気です。

遠別町の観光

利尻富士と街並みを一望できる『富士見ヶ丘展望台』や、日本海の美しい夕陽が望める『えんべつの海外線』は、遠別町自慢の絶景ポイントです。

国道232号沿いの海岸にほど近い『金浦原生花園(かなうらげんせいかえん)』は、6月中旬~下旬にかけて、エゾカンゾウの鮮やかな黄色の花が一面に敷き詰められ、多くの人が散策や写真撮影に訪れます。

『富士見ヶ丘公園』は、園内にキャンプ場やパークゴルフ場が整備され、広大な自然の中でのんびり過ごすことができます。

イベント

・富士見ヶ丘公園開き山菜まつり(5月)

・行灯仮装パレード仮装盆踊り大会(8月)

遠別町の周辺情報

遠別町に隣接する自治体の情報はこちら

羽幌町

天塩町

初山別村

中川町

幌加内町

遠別町は、豊かな自然に囲まれ、昔ながらの面影を残しつつも現代的な町づくりに取り組む魅力ある町です。

【参考】遠別町 遠別 年ごとの値 / 気象庁

【画像】HAPPY SMILE、チリーズ、ホーリ / PIXTA(ピクスタ)