和寒町まるわかり情報【観光・グルメ】
和寒(わっさむ)町は、北緯44度、北海道中央から北寄りに位置するまちです。まち全体が山に囲まれた盆地となっており、寒暖差が非常に激しいことで知られています。農業がさかんで、極寒の気候を活かした特産品が人気です。四季の表情豊かな自然に恵まれ、どのシーズンでも観光を楽しめます。
和寒町の基本情報
所在地
上川総合振興局管内、上川郡に属しています。
面積
225.11km2
人口
3,180人・1,613世帯*
*令和3年3月末現在
由来
和寒は昔「輪寒」あるいは「和参」とも書かれ、アイヌ語の「ワットサム」から転訛したもので「ニレの木の傍ら」の意味です。
昔、ニレの木が繁茂していたところから名づけられたものです。
和寒町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
・車
高速道路経由で約2時間
・電車
JR札幌駅から特急で約1時間50分
<道外からのアクセス>
「旭川空港」「新千歳空港」を利用しましょう。
「旭川空港」から車で約1時間
「新千歳空港」から車で約2時間10分
和寒町の気候
周囲を山に囲まれた盆地で、夏と冬の寒暖差は60℃を超えるほど激しいのが特徴です。日本有数の極寒地帯としても有名で、真冬は-30℃を下回ることも。年間の平均気温は7.0℃です(2020年)。
<夏>
真夏の最高気温は30℃を超え、道内でも比較的暑い傾向にあります。2020年の最高気温は33.6℃。
<冬>
極寒地帯のため、真冬の最低気温は-30℃を超えるくらい冷え込みます。2020年の最低気温は-34.5℃。
和寒町のグルメ
極寒の気候を活かした『越冬キャベツ』や、作付面積日本一を誇るカボチャが特産品として人気です。カボチャの品種は『くり将軍』『ほっこりうらら』などと多種多様。
そのほか、まちの食堂ではラーメンや蕎麦が人気のグルメです。
和寒町の観光
プロスキー選手を多く輩出するなど、スキーがさかんな和寒町。『和寒東山スキー場』では、初心者から上級者までスキーを楽しめます。
また、和寒町の自然を活かした観光名所も盛りだくさん。『南丘森林公園』では、カヌーやキャンプ、釣りや森林浴が楽しめます。そのほか、四季折々の表情を見せる『塩狩峠』周辺も観光スポットとして人気です。
イベント
・わっさむ極寒フェスティバル(2月)
・わっさむ夜桜まつり(5月)
和寒町の周辺情報
和寒町に隣接する自治体の情報はこちら
・旭川市
・士別市
・剣淵町
・鷹栖町
・比布町
・ 幌加内町
厳しい気候だからこそ、和寒町でしか味わえない自然やグルメを堪能できます。
【参考】和寒町 和寒町の情報ポータルサイト わっさむ.net 和寒 平年値(年・月ごとの値) / 気象庁
【画像】ueda、越山、CRENTEAR / PIXTA(ピクスタ)