天売島

読めそうで読めない?人よりも鳥の多い島「天売島」【北海道難読地名クイズ】

2021.05.02

北海道はその広大な本島に目が行きがちですが、離島も魅力的なスポットがたくさんあります。今回は読めそうで読めない北海道難読地名クイズ“天売島”編をお送りします。

人よりも鳥の多い島、その魅力をご紹介!

若手芸人はチケットを○○する

まずはクイズです。

“天売島”この地名なんと読むでしょうか。とても易しいヒント付きなのですぐにおわかりですよね。道民なら読めて当然、道民じゃなくても余裕?

正解は、“テウリトウ“。

「若手芸人はチケットを手売りする」ということで、ヒントはダジャレでした。

筆者はずっと「アマウリトウ」と読んでいましたがみなさんはいかがでしょうか。“天”を“テ”と読ませるのが曲者ですね。

名前の由来はもちろんアイヌ語。諸説ありますが「テウリ(魚の背腸)」、「チェウレ(足)」が由来と推測されています。足という意味の「チェウレ」ですが、実際に航空写真で天売島を見てみると足跡の形に見えなくもありません。

海鳥の楽園

天売島は北海道羽幌町に属する人口約300人の小さな島。高さ100mを超す断崖が海鳥たちの貴重な営巣地となっており、8種類約100万羽の海鳥がやってきます。

人間の数より鳥の方が多い、まさに鳥たちの楽園といえる島です。

天売島にやってくる鳥たちはどれも希少な種類ばかり。赤い脚がチャーミングなこの鳥は『ケイマフリ』です。絶滅危惧種に指定されており、世界的にも北海道とその周辺にしか生息していません。

その他にも、数十万羽の『ウトウ』が一斉に帰巣する圧巻の光景や巨大オブジェでお馴染みの『オロロン鳥』ウォッチングを楽しめるなど、世界中のバードウォッチャーが羨むスポットでもあります。

 

小さな地球とも形容される“天売島”。本島では味わうことのできない自然の神秘を体感してみてはいかがでしょうか。

アクセスは羽幌港から高速船で約1時間! 手軽に行ける離島です。

【参考】アイヌ語地名リスト p.2 / 北海道 アイヌ政策推進局アイヌ政策課羽幌町ケイマフリ – 北海道地方環境事務所 – 環境省天売島の海鳥図鑑 / 北海道海鳥センター

【画像】Yamachan、サトー / PIXTA(ピクスタ)