【北海道難読地名クイズ】道民なら読めて当然?大自然とヒツジの島「焼尻島」
当サイトの定番コーナーとなりつつある“北海道難読地名クイズ”ですが、いかんせん難読すぎるよ!とお思いの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はちょっぴり難易度低めの難読地名クイズをお届けします。
これは道民なら読めて当然ですよね!
ヤギじゃなくてヒツジ、ヒツジじゃなくてヤギ
今回の難読地名はこちらです。
“焼尻島”。ヒントは“ヒツジはいるけどヤギはいない”ということで、焼尻島ではブランド羊の放牧が盛んに行われており、一流料理店に卸される高級食材として有名です。
ちなみにヤギはいません。大事なことなのでもう一度言いますが、“ヤギ”はいませんよ。
正解は、“ヤギシリトウ”でした。
しつこく“ヤギ”をアピールしたのは島の名前に“ヤギ”が入っているからです(笑)
名前にはヤギが入っているのに島にいるのはヒツジ。なんとも紛らわしい!
焼尻島案内
焼尻島は北海道の北西、日本海に浮かぶ人口約200人の島。島の3分の1が、天然記念物に指定されている原生林におおわれる自然豊かな地域です。
本島の羽幌港から高速船で35分という抜群のアクセスも特徴で、気軽に離島気分を味わうことができます。
インパクト大な名前はアイヌ語で「エハンケ・シリ」(近い島)、「ヤンケ・シリ」(水揚げする島)に由来するそう。
牧羊の本場スコットランドを思わせるような牧草地が広がる焼尻島では『プレ・サレ焼尻』というブランド羊の放牧がさかん。全国の高級料理店や北海道洞爺湖サミットでの食材にも選ばれるなどその味は折り紙つきです。
その年に生まれた仔羊のみが出荷されるため、“幻のラム肉”とも呼ばれています。
北海道の離島というと利尻島や礼文島が有名ですが、まだまだ知られていない魅力的な島々がたくさんあります。これを機に北海道の離島について調べてみるのもおもしろいですね。
【参考】焼尻島の防波堤壁画デザイン募集中 / 羽幌町観光協会焼尻支部、焼尻島 / 羽幌沿海フェリー、運航ダイヤ / 羽幌沿海フェリー、萌州ファーム / 留萌開発建設部、羊肉 / 留萌振興局、羽幌町の人口と世帯数 / 羽幌町
【画像】TPG、nc31f3t / PIXTA(ピクスタ)