てんをきる

これ、なんて言う?トランプをするときに方言だと気づかずに使っている北海道弁

2021.03.07

道民はトランプや花札をするとき「てんきっといて」という言葉をよく使います。

北海道外の方がいるときに使うと、「どういう意味?」といわれがちな言葉「てんをきる」についてご紹介します。

「てんをきる」とはどんな意味なのか

答えは、「トランプや花札を混ぜる・きる」という意味の北海道弁です。

「てんきる」「てんきって」などということもあります。

西日本の一部地域ではトランプを切ることを「トランプをくる」と読んでいる

北海道ではトランプを切ることを「てんをきる」といいますが、ほかの地域ではトランプを切ることを別の言葉で読んでいます。

西日本の一部地域ではトランプを切ることを「トランプをくる」というそうです。ちなみに三重県では「トランプをかする」というなんて情報も。

各地でも呼び方が違うことに驚きます。

「てんをきる」を使ってみよう!

ぜひみなさんも「てんをきる」を使ってみましょう!

「トランプ全然てんきれてないよ」

意味)「トランプ全然きれてない(混ざってない)よ」

「負けた人てんきって」

意味)「負けた人がトランプきって(混ぜて)」

 

わざわざ「トランプを混ぜて」と言わず「てんきって」だけで通じてしまう便利な言葉。ぜひ使ってみてください。

【画像】ペイレスイメージズ1(モデル)、st-kiki、Violin / PIXTA(ピクスタ)