ラーメンサラダ

これ本州では普通じゃないらしい…ちょっと変わった「道産子グルメ」3つ

北海道民にとってはおなじみの味が、なぜか本州では見当たらない。今回は、ひょっとして普通じゃないのかもしれない“道産子グルメ”をご紹介します。

1:茶碗蒸しの具材といえば「栗」

鶏肉、しいたけをはじめ、いろどりがよいエビや紅白かまぼこが入っている茶碗蒸し。そして、底のほうには“銀杏”が沈んでいる。これが日本の多くの地域で食べられている茶碗蒸しだそう。

一方、道民が食べる茶碗蒸しに入っているのは、銀杏ではなく“栗の甘露煮”。嘘ではありません。北海道では、スーパーで買える市販の茶碗蒸しにも栗が入っているんですよ。

北海道の茶碗蒸しは、栗の甘露煮が入っているだけではなく、味付けも甘いんです。道外の方は、茶碗蒸しはしょっぱいものというイメージをお持ちなのでは。北海道の茶碗蒸しを食べると、ビックリするかも。

【参考】茶碗蒸しの具材といえば?北国の茶碗蒸しに入っているあま~いアレ(2021年2月27日掲載)

2:赤飯には「甘納豆」

多くの方が赤飯=小豆をイメージするでしょう。ゴマ塩を振りかけて、もちもち食感と塩味を楽しむ。

ところが、北海道の赤飯は小豆ではなく“甘納豆”を使用。甘納豆の程よい甘さと赤飯の塩味が絶妙なバランス。道民はこれを主食におかずを食べるんですよ。もちろん、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも赤飯といえば甘納豆です。

ちなみに、甘納豆が入るきっかけとなったのは、昭和20年代後半、札幌にある学校法人光塩学園の創設者南部明子氏が「忙しいお母さんが手軽に赤飯を作れるように」と調理に手間のかかる小豆ではなく既に調理済みの甘納豆を使用するレシピを考案したことなんだとか。その後、南部氏は道内各地で講演会を行い、甘納豆の赤飯レシピを紹介したところ人気を博し、全道へと広まったそうです。

【参考】【北海道に住んで驚いた】北海道の赤飯はスイーツ?入っているのは小豆じゃなかった(2020年12月17日掲載)

3:ラーメンだけどサラダ

家庭料理として日常的に食卓に上ったり、学校給食にも登場するほど、道民にとってなじみ深いメニューの1つが、「ラーメンサラダ」。略して「ラーサラ」。ラーメンの麺を使用した冷製サラダです。

札幌市中央区にある老舗ホテル「札幌グランドホテル」のレストラン『ビッグジョッキ』で考案したものが元祖とされ、1985年のオープン時から現在まで、定番メニューとして長年愛され続けているんですよ。

北海道の居酒屋でもかなりの確率で提供されており、家にあるもので簡単に作れる、子どもから大人まで愛される道民食です。

【参考】なまら簡単に作れるべさ!北海道民が愛するご当地グルメ「ラーメンサラダ」(2020年12月16日掲載)

 

本州に出るとなかなか出会えない郷土の味をご紹介しました。おなじみの味に道外で出会えるとうれしくなったりしますよね。

【画像】 清十郎 / PIXTA(ピクスタ)
【参考】
うちの郷土料理 赤飯 / 農林水産省
元祖ラーメンサラダ / 札幌グランドホテル

※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。