どこにある?海岸に突如現れる巨大なカニの爪【北海道オブジェクイズ】
全国各地に設置されるオブジェやモニュメント。その中にはちょっと不思議な形をしたものがあります。
この記事では、北海道の不思議なオブジェをクイズ形式でご紹介します!
巨大なカニの爪!
ものすごくインパクトのある写真です。何もない海岸に突如現れる『カニの爪』。
いったいこのオブジェは北海道のどの市町村にあるでしょうか!
ヒントは流氷の町です。
正解は紋別市。
紋別市はオホーツク海に隣接する港町。1~3月には砕氷船「ガリンコ号」による流氷クルーズが名物となっています。
いったいどうしてカニの爪?
それにしても不思議なオブジェです。重厚感のあるカニの爪は今にも動き出しそう。
いったいなぜ紋別市にこのオブジェが設置されているのか、ご紹介します。
紋別観光案内所によると
昭和58年(1983年)に行われた「流氷アートフェスティバル」というプロジェクトで彫刻家の長崎歳氏、紋別商工会議所の桑原久雄氏、そして紋別市民によって共同制作されました。高さ12m 幅6m 重さ7トン。かつてはオホーツクの蒼い空と純白の世界をオブジェで表現しようという意図で、流氷の時期になると海に浮かべていましたが、今はずっと陸上で展示しています。当時一緒に作られた「鮭の親子」「ピラミッド型」のオブジェは老朽化の為、現在は無くなっております。
7トンものオブジェを海に浮かべていたとは驚きです。夜にはライトアップもされ幻想的な、はたまたちょっぴりホラーな雰囲気があります。
『カニの爪』まではオホーツク紋別空港から車で約5分! 紋別市を訪れた観光客を出迎えてくれる名物オブジェです。
【画像】空犬、gontabunta / PIXTA(ピクスタ)