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これで北海道移住のイメトレ完了!道民3年生が愛する「北海道の四季」

2021.02.12

本州から来た人間にとって、北海道の四季はとても新鮮で、想定外のことがたくさん起こります。筆者にとっては、大学の入学式の日に降った雪がその始まりでした。

そうして始まった筆者の北海道での一人暮らしももう3年目! 北海道の気候に少しずつ慣れ、今では大好きになりました。今回は、北海道の四季に注目してその魅力をご紹介します。これを読めば、あなたも道民の1年を具体的にイメージできるかも!?

寒すぎ!? ゆっくりやってくる春

北海道の春は、本州よりもかなり遅れてやってきます。先ほども述べたように4月でも雪が降るほど寒さが続き、道民の友人の中には雪が降る中、桜を見たという人もいるくらいです。ですが、そんな寒い春も5月ごろには終わり、桜やライラックなどの花が一気に咲き乱れます。

筆者は授業の合間に友人とピクニックをしたり、土日には自転車で遠くまで出かけたりして過ごしました。花粉症対策が要らないので、春の空気を思う存分楽しめますよ! 夕方になると一気に気温が下がりますので、くれぐれも防寒対策は忘れずに!

青空が果てしなく広がる!これぞ北海道の夏

本州で育った筆者にとって、北海道の夏は本当に快適でした。じめじめしてサウナのような本州の夏に比べて北海道の夏はカラッとした晴れの日が多く、ダイレクトに感じられる日差しが魅力です。

学生であれば夏休みが始まる頃ですので、この時期にたくさん道内各地を旅行するのがおすすめです。筆者は静内の牧場や積丹半島などに行きました。それまでは授業が忙しくずっと札幌にいたのですが、少し都心部を離れるだけで「これぞ北海道!」と思うような壮大な景色があなたを待っています!

一瞬なのでお見逃しなく!あっという間の秋

北海道の秋は本当に一瞬です。特に去年は9月に入っても暑い日が続いたので、「秋ってあったっけ?」というような会話を何度かしましたが、秋はちゃんとあります!

北海道の秋は、なんといっても全国に先駆けて見られる紅葉です! 道内の早いところでは9月中頃から見られるようですが、私がおすすめしたいのは10月下旬に見ごろを迎える北海道大学のイチョウ並木です。

筆者としては、普通の平日に見に行くのがおすすめです。比較的空いているというのもありますが、休み時間になると一気に学生が出てきて、すごい数の自転車がハイスピードで構内を行きかう様子は圧巻です。短い休み時間の間に広い大学構内を移動しなければいけないで、どうしてもこうなってしまうんですよね。

雪だー!スキー場でも道路でもとにかく滑る冬

北海道の冬といえば、やはりウインタースポーツでしょう! 北海道各地にスキー場がありますので、近くのスキー場のシーズンパスを買ってどんどん通いましょう。12月初旬から5月初旬くらいまで楽しめるところが多いので、学生であれば春休みが始まってからでも十分楽しめます。

そして、スキーやスノボを楽しむ前に、道民になるならマスターしなければならないのが雪道の歩き方です。最初は何度も転んで嫌になると思いますが、『北海道Likers』で雪道への対処方法を紹介した記事がいくつかありますので参考にしてみてください!

⇒冬の生活にまつわる記事はこちら

 

今回は、大学進学を機に北海道で一人暮らしを始めた筆者が思う、季節ごとの北海道での暮らしをご紹介しました。北海道は本当に素敵なところなので、この記事を読んで一人でも北海道移住を考える人が増えてくれると嬉しいです。

【画像】はっさく / PIXTA(ピクスタ)