北海道が誇る人気温泉!一度に3つ以上の湯を楽しめる「登別温泉」3選
北海道の誇る温泉街、登別。空港からも好アクセスながら、雄大な自然に囲まれ、気軽にリフレッシュがかなう人気の温泉街です。そんな登別温泉の魅力は、「温泉のデパート」と呼ばれる、9つもの泉質。硫黄の香り漂う温泉街で贅沢にいろいろなお湯を堪能して。
今回は、1度に3種類以上の泉質を楽しむことができる登別のおすすめ温泉スポットをご紹介します。
1:本格ドーム型ローマ風大浴場「登別グランドホテル」
「登別グランドホテル」では、昭和13 年創業当時のモダンスタイルを今に引き継ぐ『本格ドーム型ローマ風大浴場』を楽しむことができます。時間制で男湯・女湯を入れ替えているため、朝夕でTYPE A、TYPE Bそれぞれの浴場を思いっきり堪能することが可能。
TYPE Aは、ドーム頂上の円形の天窓から陽光がたっぷり降り注ぐローマスタイル大浴場で、開放感あふれるひと時を過ごせそう。TYPE Bは、ドーム型の天井に、放射線状に伸びるラインが印象的。光に満ちた至福の時間に、思わずうっとりしてしまいます。
「登別グランドホテル」で楽しめる泉質は3つ。皮膚に塩分を付着させることで保温効果が高く湯冷めしにくい“食塩泉”や、ゆで玉子のような温泉地独特の匂いがありながら解毒作用の効果が期待できる“硫黄泉”。火山活動の盛んな地域特有の“鉄泉”は、皮膚粘膜を引き締める作用が強いといわれています。目的に合わせてお湯を選ぶのも楽しいですね。
<施設詳細>
■施設名:登別グランドホテル
■所在地:〒059-0592北海道登別市登別温泉町154
■TEL:0143-84-2101
■HP:https://www.nobogura.co.jp/hotspring/rome
【参考】登別グランドホテル
2:5つの泉質とロケーションが自慢「第一滝本館」
観光名所「地獄谷」と対峙するロケーションにある『第一滝本館』の大浴場は、なんと1,500坪の広さを誇る、圧倒的な湯量の温泉が楽しめます。
そんな広さの大浴場には、日本の10泉質の半分に相当する5つの泉質が揃います。
血行促進を導く“硫黄泉”は、殺菌力が強いといわれ、含まれる硫黄分によって皮膚疾患への効果が期待できます。また、古来から“きずの湯”、“中風の湯”として浴用されてきた“芒硝(ぼうしょう)泉”は、水素イオン濃度2.2と『第一滝本館』の温泉のなかでも一番の強酸性で、肌のカサつきが気になる方におすすめですよ。
ほかにも“酸性緑ばん泉”や“重曹泉”など、贅沢な5つの泉質を35の湯船で楽しむことが可能。「地獄谷」を眺めながら、温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。
<施設詳細>
■施設名:第一滝本館
■所在地:〒059-0551 北海道登別市登別温泉町55番地
■TEL:0120-940-489
■HP:https://takimotokan.co.jp/
【参考】第一滝本館
3:4つの泉質を源泉かけ流しで「ホテルゆもと登別」
『ホテルゆもと登別』では、4種類の泉質を源泉かけ流しで楽しむことができます。
“硫黄泉”は、独特の匂いがする乳白濁の湯。毛細血管や冠状動脈を拡張させる働きが期待でき、慢性気管支炎や動脈硬化の緩和を導いてくれるのだとか。ほかにも酸性鉄泉と食塩泉が混じり、美肌効果も期待できる“混合泉”や貧血症や慢性湿疹などへの効果が期待できる“酸性鉄泉”を楽しむことができますよ。
日差しがふりそそぎ、木の香りと湯の香りが溶け合う潤いの空間で過ごす休日は格別なものになること間違いなしですね。
<施設詳細>
■施設名:ホテルゆもと登別
■所在地:〒059-0551
■北海道登別市登別温泉町29番地
■TEL: (0143)84-2277
■HP:http://yumoto-noboribetu.com/
【参考】ホテルゆもと登別
すべて日帰りでも楽しむことができますよ。
国内屈指の温泉街、登別。あなたのお気に入りの泉質を探してみてはいかが。
【参考】温泉と歴史 / 一般社団法人 登別国際観光コンベンション協会
【画像】w.aoki、kata716、YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)