乳頭温泉

あったかい温泉に浸かりたい!北海道が誇る「全国で人気の温泉地」はどこ

2020.12.27

みなさんは温泉といえば、どこを思い浮かべますか?

株式会社リクルートライフスタイルは、今回で15回目となる「じゃらん人気温泉地ランキング2021」を発表。その中でも気になる項目をいくつかピックアップしてご紹介します。北海道ではあの温泉地がランクインしました!

もう一度行ってみたい!全国人気温泉地ランキング

1位は箱根温泉。3位登別温泉の魅力は?

箱根温泉は、なんと15年連続不動の1位! その理由として、「街の雰囲気が好きだから」「交通の便がいいから」が5割を超え、その他3項目も3割を超えており、複数の魅力がバランスよくそろっています。箱根湯本駅周辺には、食べ歩きスイーツなどグルメスポットから、足湯や日帰り温泉、神社仏閣などの観光スポットが充実。車がなくても楽しめるところが人気の秘訣なのかもしれませんね。

一方、登別温泉はその多様な泉質と豊富な湯量から、「効能や泉質」が理由の約6割を占めているのが特徴的です。でも温泉旅館だけでなく、『登別地獄谷』や『倶多楽湖』などの景勝地、『登別伊達時代村』や『のぼりべつクマ牧場』など、登別温泉の周りには魅力がたくさん。行った際には、温泉以外の観光も楽しめそうです。

北海道では登別温泉に次いで、洞爺湖温泉が16位、定山渓温泉が18位、阿寒湖温泉が22位にランクイン。個人的には十勝川温泉が高順位だと予想したのですが、40位と意外な順位でした。

一度は行ってみたい!あこがれの温泉地ランキング

1位は乳頭温泉郷。北海道の温泉地は何位?

乳頭温泉郷は、秋田県の山奥に、7つの温泉宿がひっそりと集まった温泉地。2年連続で1位となり、温泉ファンでなくてもあこがれる温泉地です。その7つの中でも最古の歴史を誇るのが「鶴の湯温泉」で、江戸時代に建てられた茅葺の本陣に泊まることができます。風情たっぷりな景色のなかで温泉に浸かるのはやはりあこがれますね。

北海道は、登別温泉が6位、洞爺湖温泉が16位、ニセコ温泉郷が23位にランクインしました。

近隣エリアの温泉地への訪問率が上昇

◆北海道居住者・・・北海道エリアの温泉地への訪問率が10.70ポイントアップ(※北海道)

◆東北居住者・・・東北エリアが13.33ポイント(※山形県)

◆関東・甲信越居住者・・・関東・甲信越エリアが12.47ポイント(※新潟県)

◆東海居住者・東海エリアが15.56ポイント(※静岡県)

◆北陸・関西居住者・・・北陸・関西エリアが7.53ポイント(※兵庫県)

◆中国・四国居住者・・・中国・四国エリアが20.89ポイント(※山口県)

◆九州・沖縄居住者・・・九州エリアが11.42ポイント(※長崎県)

2020年4月の緊急事態宣言の発令により、外出自粛や県をまたぐ不要不急の移動自粛がありました。その影響を把握するため、「2019年8月頃~2020年3月末」と「2020年4月~8月頃」の期間に分けた訪問率を比較して変化を集計。(※=各エリア1位の都道府県)

その結果として、北海道居住者は北海道エリアの温泉地へ、東北居住者は東北エリアの温泉地を訪問するというように、すべての居住エリアで自エリア内の温泉地への訪問が増えていることがわかりました。

日本には魅力的な温泉地がたくさんあります。現状は少し厳しいですが、いつか温泉へ赴く際にぜひ参考にしてみてくださいね。

<調査概要>

■出典:じゃらん人気温泉地ランキング2021
■調査機関:株式会社リクルートライフスタイル
■調査時期:2020年8月30日(日)~ 2020年9月7日(月)
■調査対象:『じゃらんnet』会員
■調査方法:インターネット上でのアンケートを実施
■対象温泉:全国の327温泉地(除く東京都・沖縄県)として設定
■回収数:1万3,342人 ◎有効回答数:1万3,342人

【参考】
「じゃらん人気温泉地ランキング2021」居住地別の訪問温泉エリア変化ランキング(「全国温泉地1年間の訪問経験ランキング」より)を発表 / 株式会社リクルートライフスタイル
「じゃらん人気温泉地ランキング2021」投票結果報告 / 株式会社リクルートライフスタイル

【画像】kazukiatuko、KENGO、dekoboko / PIXTA(ピクスタ)