中島廉売1

【ベイエリア以外】定番スポットはもう十分?函館市電で地元民おすすめスポットを巡る半日コース

北海道を代表する人気観光地、函館。函館山やベイエリアなどの観光スポットが多いだけでなく、北海道新幹線が開通して本州からのアクセスもよくなったことから、リピーターも増えてきているのではないでしょうか?

そんな方に向けて、今回は定番以外のスポットを集めた半日コースをご紹介します。すべて函館市電で巡れるスポットとなっておりますので、運転が苦手な人、旅の途中でお酒を飲みたい人におすすめですよ。地元民がおすすめするスポットを巡って、前回とは違った旅にしてみてください!

※所要時間は目安です。

1:どれも絶品!「郷土風味 魚来亭」で贅沢なランチを味わう(所要時間:1時間)

函館に着いたらホテルに荷物を預けて、早速市内を観光!といきたいところですが、まずはお昼ご飯を食べましょう。

向かうのは、函館市本町にある「郷土風味 魚来亭(以下、魚来亭)」。約45年の歴史を誇る老舗で、函館でおいしい海鮮を食べられる場所を尋ねられたら、おすすめしたくなるようなお店です。

「魚来亭」には個室もあり、仕切られた空間でゆったりと食事を楽しめますよ。カウンター席もあるので、ひとりでも気兼ねなく利用することができます。

「魚来亭」でいただける定食には、お刺身に天ぷら、焼き魚などメイン級のものが盛りだくさん。お刺身は鮮度抜群! 焼き魚は、日本人なら誰もが食べたことがあるであろうシンプルな料理ですが、それだけにこのおいしさには驚きがありますよ。

ボリューム満点なだけでなく、どれも絶品で満足感を得られること間違いなし! 旅のはじめに「魚来亭」でおいしいものを食べて、まずは贅沢なひとときを過ごしましょう。

<店舗情報>
■店舗名:郷土風味 魚来亭
■住所:北海道函館市本町22-11 グリーンエステート1階

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2:食べ歩きにもぴったり!地元民御用達のスポット「中島廉売」でぶらり(所要時間:30分)

お腹を満たしたら、函館三大市場のひとつでもある「中島廉売」へ向かいましょう。「魚来亭」から歩いて3分の場所にある「五稜郭公園前駅」から市電にのり、5分後に到着する「堀川町駅」にて下車。そこから歩いて2分の場所に「中島廉売」があります。

「中島廉売」は、“函館市民の台所”といわれることもある地元民御用達のスポット。精肉店や、鮮魚店などの食材を扱うお店、お寿司屋さん、パン屋さんなど、約50店が軒を連ねています。

そんな「中島廉売」の歴史は古く、昭和9年に起きた函館大火のあと、被害が少なかったこの地域に露店が立ち並んだことが発祥といわれているそう。今も露店スタイルのお店があり、どこか昭和の香りが漂う懐かしい雰囲気が広がっていますよ。お客さんとの距離も近く、多くの常連客をひきつけています。

「中島廉売」では、函館市内のさまざまな有名店の店主さんが買い物をする姿を目にすることも少なくありません。市内の飲食店のメニューで目にすることも多い「堂守豆腐店」は「中島廉売」内にあり、おいしい本格的な豆腐はもちろん、油揚げの巾着やおから、とうふコロッケなどをお手頃な価格で購入することができますよ。ホテルに持ち帰って味わうのもいいですが、食べ歩きを楽しんでもいいかもしれませんね。

そのほかにも「中島廉売」には、安くて新鮮な野菜やフルーツを販売しているお店や、鮮魚・活魚を販売しているお店などさまざまなお店があります。ぜひ、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね。

<店舗情報>
■店舗名:中島廉売
■住所:北海道函館市中島町25番18号(中島町商店街振興組合)
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3:おしゃれ空間が広がる「café D’ici(カフェ ディシィ)」でゆったりカフェタイム(所要時間:1時間)

そろそろ甘いものを食べたくなってきませんか? 函館でスイーツを堪能するなら、元町にある「café D’ici(カフェ ディシィ、以下、ディシィ)」! 先ほど下車した「堀川町駅」から15分ほど市電に乗って「十字街駅」で降りましょう。「十字街駅」から「ディシィ」までは歩いて約5分でたどり着きますよ。

令和4年に入ってオープン10周年を迎えた「ディシィ」は、函館に数あるカフェのなかでも人気のお店。テーブルや椅子などの家具にこだわったおしゃれな空間が広がり、至るところに店主さんのセンスと気配りを感じられます。

そんな「ディシィ」には、ケーキやパフェ、タルトなどのスイーツが勢ぞろい! なにを頼んでも外れなしの「ディシィ」ですが、そのなかでもとくにおすすめしたいのが『カヌレ』です。

外はカリッとしていて中はもっちりとした食感。リッチな味わいで、食べると贅沢な気持ちにしてくれます。ただ、メニューは日によって変わることもあり、常に店舗には並んでいないので見かけたらラッキーですよ! 見つけたときには必ず注文してほしい逸品です。

おいしいスイーツとオシャレな空間が魅力の「ディシィ」。すてきなカフェタイムを過ごしてみてくださいね。

<店舗情報>
■店舗名:café D’ici(カフェ ディシィ)
■住所:北海道函館市元町22-9
⇒営業時間など詳細はこちら

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4:旅の思い出を形に。「710candle(ナナイチマルキャンドル)」でオリジナルのキャンドルを作る(所要時間:1時間30分)

カフェタイムを過ごしたあとに向かうのは、人気のキャンドルショップ「710candle(ナナイチマルキャンドル)」。歩いて15分ほどです。

「710candle」に入ると、さまざまな種類のキャンドルが出迎えてくれますよ。それぞれに個性があって、どれもとっても可愛い……! ドライフラワーを使ったボタニカルキャンドルには、店主さんが所有している畑で育てた花を使っているものもあるんだそうですよ。ひとつひとつていねいに仕上げられた商品には、店主さんのこだわりがぎゅっと詰まっています。

「710candle」の商品はオンラインでも購入することができますが、キャンドル作りができるのは店舗のみ! 早速、キャンドルを作っていきましょう。

使う花を選んだり、色を調整したりして、世界にひとつしかないオリジナルの商品に仕上げていきます。旅の思い出に製作体験をして、その思い出が形として手元に残るのはうれしいですよね。自宅に戻って火を灯しながら思い出話に花を咲かせるというのも素敵です。

製作体験に参加する際には予約が必要。詳細はホームページにてご確認ください!

<店舗情報>
■店舗名:710candle(ナナイチマルキャンドル)
■住所:北海道函館市谷地頭町25-16
⇒営業時間など詳細はこちら

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5:旅の締めにうってつけ!「居酒屋 あーさん」でおいしいグルメとお酒を楽しむ(所要時間:2時間)

最後は、「居酒屋 あーさん」でおいしいグルメとお酒を楽しみましょう!

「710candle」から歩いて1分の場所にある「谷地頭駅」から市電に乗り、30分後に到着する「五稜郭公園前駅」にて下車。そこから歩いて約5分のところに「居酒屋 あーさん」があります。ランチをした本町からも近いので、周辺にホテルをとっておけば、帰りのアクセスも心配ありません。函館駅周辺へも、タクシーで10分程度です。

海鮮も食べたいけど、お肉やお鍋も捨てがたい……なんてときもありますよね。「居酒屋 あーさん」はそんなときにぴったりな居酒屋で、地元民にも人気なお店。新鮮なお刺身や、サクサクに揚げられた季節の野菜の天ぷら、アツアツの煮込み、焼き鳥など種類が豊富なので、なにを食べたいか迷ったときにとくにおすすめですよ。

グルメだけでなく、お酒のメニューも豊富なのもうれしいポイント。ビールはもちろん、ワインにウイスキー、こだわりの日本酒まで、誰が行っても満足できること間違いなしです!

旅の締めにうってつけの「居酒屋 あーさん」。おいしいグルメとお酒を楽しみながら、旅の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:居酒屋 あーさん
■住所:北海道函館市杉並町6-6

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訪れるたびに新しい魅力に出会える函館。次回の旅に向けて、ぜひ参考にしてみてください!

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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#函館グルメ #函館カフェ #函館観光